都市伝説・不可思議情報ファイル

    2014年06月

    2010/01/30(土) 01:28:01 ID:Ex58peca0昔、派遣会社に勤めて、アパートで一人暮らししてたときにコレ経験したわwww 
    でも、おっさんとかにーさんじゃなかった 

    夜勤明けで、アパートに帰ってきて。シャワー浴びて、コンビニでオニギリでも買って寝るかな 
    って思ったときに、突然体が浮き上がったような感じがして、いつの間にかファミマの前に立ってた 

    でも、駐車場には車もないし、目の前の道路にも車の影どころか、鳥の声すら聞こえない 
    おかしーなと思って、コンビニに入ろうとしたら、いつの間にか足元に一匹の黒にゃんこが 
    で、そいつがやたらと足に纏わりついて、コンビニに入れようとしてくれない
    仕方が無いんで、その猫を抱いて退けようとしたら、思いっきり手を噛まれた 

    そこで体がガックンってなって、視界が真っ暗に――数秒後には見慣れた部屋の天井が映ってました 
    夢かなーと思ったんだが、右手を見たら噛まれた後と血が……もっと手加減してくれよ 

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    日本昔名無し:2012/06/15(金) 12:53:34.96 
    俺が中学生の頃の話 

    朝起きたら窓が開いてて風がすごくてカーテンが揺れてる 
    家の窓がすべて開いてて風がすごいそして異常に静か 
    俺「お母さん?あれお姉ちゃん?」 
    俺「買い物か・・・テレビ見るか」 
    俺「あれ何でテレビつかないの・・・あれ?」 
    俺は気がついた半分テレビで半分ダンボール 
    俺「え?これ何?模型みたい・・・」 
    すべての物が半分ダンボール 
    そして異常に外が静かで風の音だけ・・・ 
    俺はあせった・・・外にでても車も通らない人も歩いてない 
    そしてまた気がついた・・・家の窓がすべて開いてて外からカーテンが揺れてるのが分かる 
    俺「え?なにこれ・・・」 
    道路に行ってみたら誰もいない・・・俺はあせった・・・そしたら・・・ 
    メガネかけたおっさん「君ここで何してる?」 
    俺「朝起きたらみんながいない」 
    メガネかけたおっさん「分かったそこで止まってて!こっちくるなよ!」 
    メガネかけたおっさんはポケットに手を入れて何かしてる 
    メガネかけたおっさん「元の世界に戻れるから大丈夫・・・」 
    気づいたら布団の中にいた・・・ 

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    大抵は口で言うだけか、
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    それって、本当に稼いでいるのでしょうか?

    口だけなら何とでも言えますし、
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    どうとでも出来ます。

    つまりその実績が真実かどうか
    分からないということです。

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    存在です。

    あなたはそうならないで下さい。

     

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    648 本当にあった怖い名無し sage2013/03/07(木) 20:20:40.38 ID:iaAVG76vOドラッグとか幻覚扱いされそうだけど ちょっとだけ異空間に行った(多分)。
    ある日就活で疲れ果てて横浜地下鉄で眠りこんでしまった。 
    降りるのは仲○台だが 夕方のはずなのに 車掌さんに起こされて終点で降りたら 真昼。 
    周りには黒っぽい服を着た似たような人達がいて終点の駅は真っ白なトンネル状に天窓がついた近代的なホーム 
    駅の名前は複雑で中国語みたいな旧漢字 「譬娜譌爬…」みたいな羅列になっていた。 
    びっくりして周りをキョロキョロした後固まった。 

    650 本当にあった怖い名無し sage2013/03/07(木) 20:34:12.46 ID:iaAVG76vO
    とりあえず外にでないで逆方向に乗ればいいはず!!と 
    何とか逆側の地下鉄に乗ろうとしたがホーム両脇の表示は逆方向も見知らない漢字の駅名になっていた。 
    外に出てバスを乗り継いだら帰れるかも、とも考えたけど勇気が出なくて 
    エスカレーターを降りたら駅の事務室あるかも…とエスカレーターを降りた。 
    するとまだ駅構内のはずなのに外に立っていた… 
    真冬なのに太陽が明るくて空の色ミカン色。 
    慌ててパニックになって就活の格好のまま走った。 

    651 本当にあった怖い名無し sage2013/03/07(木) 20:41:28.46 ID:iaAVG76vO
    走りながらケータイで自宅にかけたら「この番号は間違っています」と言われ、目の前に見えた 
    バスの停留所横に座って鞄の中のカロリーメイトを食べた(メープル味)。 
    就活がうまく行かないのと恐怖とカロリーメイトを食べた喉の渇きで涙が出てきて下を向いて泣いていた。 
    一時間くらいだと思う。 
    近所のおばさんらしき人が「大丈夫?」と声をかけてくれた。 
    泣きながら「うぢに帰れないんでず…」と言うと 「角を曲がって地下鉄にまた乗って!!走って乗って!!」と 
    背中を叩かれた 

    652 本当にあった怖い名無し sage2013/03/07(木) 20:48:41.58 ID:iaAVG76vO>>651続き 
    なぜか雑誌を渡され、そのまま走って走ったまま改札をぶっちぎり?乗って来たのとは違う地下鉄に闇雲に走って乗った。 
    地下鉄は長いトンネルをずっと走って走ってまた一時間くらい 
    ずっと立ちっぱなしでお祈り?してた。
    ラジオの雑音みたいな音が聞こえてきてまた泣いた。 
    「喉渇いた」と独り言を言ったら 急に雑音から地下鉄の音に切り替えたみたいに 
    「次は中○ー」とアナウンスが聞こえた。 
    再び降りたらそこは中○駅だった。普通に日が暮れていた 
    終わり 

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    147 本当にあった怖い名無し New!2012/10/25(木) 02:00:13.09 ID:KvmRsP0xO大丈夫そうなので書き込みますね。 
    私が4歳くらいのときに、妹が産まれました。 
    私は父親に連れられて妹を見に、病院へ。沢山赤ちゃんがいる部屋を父親に抱きかかえられて見ていた。 
    父親は二人目の子供にテンションあがってたのか私を下ろしたあともずっと部屋を見ていて、暇だった私は院内を歩き回った。 
    チキンだったから階を移動したりあまり離れたりはしなかったはずなんだが、気付いたら誰もいない廊下にいた。 
    薄暗くて緑色で、怖くなって戻ったんだが赤ちゃんがいる部屋の前にも誰もいない。 
    なにより赤ちゃん部屋は蛍光灯?明るいライトだったはずなのに戻った先の部屋は緑色のライトだった。 
    わけがわからないし父親もいないし、怖くて泣いた。 


    149 本当にあった怖い名無し New!2012/10/25(木) 02:14:35.88 ID:KvmRsP0xOしばらくその場で泣いてたんだが、父親も看護士もこなかった。 
    どうすればいいかわからなかったが、とりあえず緑色の赤ちゃん部屋の前にいたくなかったのでそこを離れた。 
    父親を探そうと階段を1つあがって、誰もいないフロアを歩き回った。この間も人に会わない。 
    しばらく歩いてるとテレビの音が聞こえた。人がいる!って思って音がする部屋のドアを開けた。 
    中はくすんだオレンジ色で、知らないじいさんとばあさんがいた。 
    木目のテーブルと古い戸棚とテレビがあって、なぜか畳の部屋だった。 
    テレビは白黒で、NHKのニュースみたいなのが流れてた。 
    じいさんとばあさんは最初びっくりしてたんだが、私が泣いてたからかテーブルまでばあさんが連れてきて座らせてくれた。戸棚からミカンとせんべい出してきてくれた。 

    153 本当にあった怖い名無し New!2012/10/25(木) 04:48:33.52 ID:KvmRsP0xOすみません規制かかって書き込めなくなってました…続きます 
    それからなんか聞かれたんだが何を言ってるのかわからない。ニュースも何を言ってるかわからない。 
    声がもごもごしてる上に、日本語っぽいけどめちゃくちゃで理解できない。 
    それが怖くてまた泣いた。じいさんとばあさんはよくわからんが背中を撫でてあやしてくれた。 
    それから落ち着くとまたなにか聞いてくるんだが意味わからなくて泣く→あやすの繰り返し。しばらくそのやりとりしてたら、じいさんばあさんは何も聞いてこなくなった。その後は黙って三人でテレビを見てた。 
    相変わらずテレビの言葉も日本語っぽい喋り方なのにめちゃくちゃな言葉で何を言ってるかわからない 
    すると、いきなり病室のドアが開いた 

    155 本当にあった怖い名無し New!2012/10/25(木) 04:58:39.82 ID:KvmRsP0xOドアからは灰色のスーツを着た40~50代くらいの男の人がすごく怒った顔で入ってくると、またよくわからない喋り方でじいさんばあさんを怒りはじめた。 
    じいさんばあさんはびっくりした顔で私を見てた。私はそのままスーツの男に担がれて、病室を出た。 
    担がれてる間もなにか言ってたんだが何言ってたのかは相変わらずわからなかった。 
    薄暗い廊下に降ろされると、またなにかを言ってどこかへ行ってしまった。 
    1人にされてしまったのと、またよくわからない場所にいるのかと思って泣いて、泣きながら人を探した。 
    今度は看護士が通りかかり、迷子であることを伝えたらすんなり父の元に帰れた。父は私がいないことには気付いていたようだが、戻ってくると思って赤ちゃん部屋の前から動かなかったそうだ 
    意味がわからなかった。赤ちゃん部屋は緑色のライトではなく、明るい色のライトで、薄暗い緑色の廊下はどこにもない。 


    158 本当にあった怖い名無し New!2012/10/25(木) 05:14:58.27 ID:KvmRsP0xOどこにいたんだ と聞かれたので知らないじいさんとばあさんががいる部屋にいて、ミカンとせんべいをもらったと伝えた。でも、ポケットにいれていたはずのミカンもせんべいもない。 
    今思えば、出産をするような病院にあんな部屋もじいさんとばあさんがいることもおかしいよね。ともかく子供ながらに怖い体験だったし、夢かと思ったけど迷子になっていたのは事実だったから変な世界にでも迷い込んだ気分だった。 
    長文になってしまいすみません。 
    スレチだったら申し訳ないです… 

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    532 逆吸血鬼と下水処理場跡 sage2008/08/31(日) 18:29:49 ID:YaF8J6x30 逆吸血鬼というあだ名は、俺が夜の暗闇やひどいときは昼間の暗い影にすら怖がって近づこうとしないところから由来しているが、その 

    反応が面白いのか滑稽なのか知らないが、よく友達やクラスメイトに引っ張られ森とか廃墟とかに行かされたことがよくある。 
    俺としてはこのあだ名は少しでも早く返上したかったから、怖くても誘われれば断れなかった。 
    仮にもし断ろうもものなら、「逆吸血鬼(笑)」とかいわれるのは必死。 
    もっと酷くなれば、付き合いの悪いやつ、として虐めの対象にされる可能性もある。 
    子供の世界も面倒なのである。 
    もっとも行った先で、いつも死にそうな顔をしているから「横井は光が完全になくなると灰になる」説の信憑性がさらに高まり、逆吸血鬼 

    としての地位は磐石のものになっていたなんて当時は思いもよらなかった。 

     誰でも子供のころからあだ名というのはあったと思う。それも一つではなく複数。 
    逆吸血鬼はそんな複数のあだ名の中の一つで、俺からすれば他人には絶対にばれたくないあだ名の一つだが、こういう話をするときはこの 

    あだ名は欠かせない。 
    前述した通り、心霊スポットとかにいく時によく使われるあだ名であることもそうだが、この異常な恐怖心が時に救ってくれたこともある 

    からだ。 
    「おい、逆吸血鬼」 
    放課後、家に帰ろうとして呼び止められた。普段は俺のことを横井と呼ぶやつである。 
    「何?」 
    だからこのあだ名で呼ばれるときは、碌なことがないと知っているが、此処で逃げるわけにも行かないから返事をした。
    「山下りたところにある下水処理場を探検しようぜ!」 
    やっぱり、としか言いようがない。 
    下水処理場とは家のすぐそばにある5年位前から活動を停止していた廃墟のことである。 
    当時は機能をほかの施設に移し、公園にする計画があったそうだが予算の関係で当時そのままの状態で未だに放置されている。 
    「もちろん行くよな?」 
    もちろん行くに決まっている。 
    そのときメンバーは俺を含めて4人。 
    家にランドセルを置いた後、下水処理場の入り口で待ち合わせることになった。


    533 逆吸血鬼と下水処理場跡 sage2008/08/31(日) 18:31:00 ID:YaF8J6x30 まず下水処理場に一番近い所に家がある俺と、通学路途中の家がある友人の正人が先に着いた。 
    次についたのがクラスのガキ大将的存在とその腰巾着だが、プライバシーの問題があるので、ジャイアンとスネ夫ということにしておく。 
    ジャイアンが入り口に到着し、ようやく探検を開始する。 
    とはいえ、人通りの多い入り口から入るわけではない。 
    まず、グルリと下水処理場の裏に回りそこにある入り口から中に入るのが近辺の子供たちの公然の秘密だった。 
    当時は格好の遊び場であった此処は、たまに違うグループが先に入っていることもあったが今日は俺たちが一番乗りだった。 
    かつての社員寮跡は建物がつぶされて広い草原となっており、近所に公園がなかったので、みんなはそこでボール投げをしてよく遊んでいるのだ。 
    本当は不法侵入もいいところなのだが、予算の関係で公園にできなかった負い目があるのか、たまに来る職員みたいな人に見つかっても建物には近づくなといわれるだけで、草原でのボール遊びは認めていた節がある。 
    だが、今回は違う。 
    その近づいてはいけない建物に近づこうというのだから。 
    当然、俺は法律的、経済的に反対した。
    「びびってんのか?逆吸血鬼(笑)」 
    「びびってねえよ!危険だし、見つかったらお前だけじゃなく皆怒られるだろが。ボール遊び禁止になってもいいのか?」 
    「今日は職員こねーよ。知ってるだろ?」 
    知っている。目の前に家があるのだから。 
    ジャイアンもそれをよくわかっている。正人はこちらが不利だと味方しない。スネ夫は言うまでもなく。 
    結局3対1で押しきられることになった。 

     ちょっと入るだけ、危なそうならすぐ引き返すこと。 
    この二つを条件に俺は承諾した。 
    ジャイアンがまず先頭で建物の中に入る。 
    次に正人、その後ろに俺、そして俺を逃がさないためにスネ夫が最後に建物に入った。 
    下水処理場の建物の中は、保存状態がよく、物がない以外は稼動中とまったく変わらないようだった。 
    ただ、長年の放置のせいでガラスなどが一部割れており、そこから木の葉が入り込んでいたりするところが廃墟らしい。
    「おい知ってるか?」 


    534 逆吸血鬼と下水処理場跡 sage2008/08/31(日) 18:31:50 ID:YaF8J6x30研究室みたいな一角で、ジャイアンは立ち止まる。 
    廃墟なので電灯はついておらず、あるのは部屋のドアの小さい窓から入る明かりだけという中で、わざわざ止まったのに悪意を感じた。 
    既にこの時点で顔は真っ青になっており、正人やジャイアン達の手前、プライドだけで平静を保っていられるような状態である。 
    「ここが何故閉鎖されたのかという理由を」 
    「知るわけねーだろ!」 
    恐怖を紛らわすためにわざと大声で答えた。 
    だけどそれは他人から見たら強がりなのは明らかなようで、ジャイアンはその様子に満足げだった。 
    「ここでは昔、」 

    「人死があったらしいね」 

    わざとらしく言葉をつなげたいたのはスネ夫だった。 
    人死・・・・・・そんなわけない。 
    ここの閉鎖理由は機能を別の場所を移転したからだ。それ以上でもそれ以下でもないだろうと。 
    「じゃあ、何故機能を移転しなければならなかった?別にこのままでもよかったじゃないのか?」 
    「移さざるを得なくなる理由があったんだよ。そうとしか考えられない」 
    「それが人死だって?」 

     スネ夫は語り始めた。 
    ここでは昔ある職員が水質調査のために、水槽の水を取ろうとして誤って足を滑らせたらしい。 
    しかもそこは水を攪拌するために機械が作動していた。 
    気づいた職員が慌てて機械を緊急停止させたが、手遅れだった。 
    職員は機械に巻き込まれバラバラになった。 
    後に遺体の殆どは回収されたのだが、何故か右腕が見つからない。 
    右腕は汚泥と区別できないくらいバラバラに分解された。 
    そう結論付けられた。 
    そしてその日以来、機械の故障が頻繁に発生するようになる。 
    職員たちの間に死んだ職員のことがささやかれるようになり、ついに下水処理場の閉鎖を決定的にした事件が起こる。 
    それはいつものように機械が故障した日のこと、その機械を管理していた職員が原因を探るために水槽に近づいた。 


    535 逆吸血鬼と下水処理場跡 sage2008/08/31(日) 18:32:44 ID:YaF8J6x30その時、水槽から伸びた右腕が突如職員の手をつかみ水槽に引きずり込んだ。 

    そして故障していたはずの機械が突然動き出し、その職員はバラバラにされた。
    二人もの人死を出したことで、警察のメスが入る。 
    その結果、市会議員と企業との癒着が発覚し、そのせいでこの事故は有耶無耶になったのだ。 
    その機械は今でも放置されているのだという。 
    「その機械は実はこの建物の地下にあるという話だ」 
    スネ夫の話は実に巧みだった。 
    自分にもその話の才能が10分の1でもあればいいと思う。 
    その話は、与太話だと分かっているはずなのにこの下水処理場の雰囲気もあいまって、鬼気迫る臨場感があった。 
    正人も、これが嘘であるというのは分かっているはずなのに思わずつばを飲み込んだ。 
    ジャイアンですら、俺を怖がらせるための話のはずなのにビビっていた。 
    「とと、言うわけだ。こ、これからそこに行くつもりだが、ももちろんついてくるよな?正人も逆吸血鬼も」 
    ジャイアンが俺を逆吸血鬼と呼ぶときは暗に逃げるなよといっているに等しい。
    その話だけでもう今すぐ死にたくなっていた自分はうなずくことはできない。 
    無言を肯定と受け取ったのか、ジャイアンは恐る恐る歩いてゆく。 
    正人がそれに続き、スネ夫に背中を押され俺もようやく歩き出す。 

     やがてその地下に続くという階段があるドアの前にたどり着く。 
    どうやらジャイアンとスネ夫はあらかじめ建物の中を歩き、その目星をつけていたらしい。 
    すでにそこは窓からの光も差さない場所で、ジャイアンが持って来ていたライト以外には光が存在しなかった。 
    俺はというともうライトの光を見ること、もうそれだけに意識を集中している状態。 
    それ以外はどうでもよかった。 
    だから、ライトの先に「非常階段」と書かれていたのをはっきりと覚えている。
    「おい、逆吸血鬼。お前があけろ」 
    いきなりの指名。 
    無我の境地に達していた俺にその言葉はすんなり入り、まるで幽鬼のようにフラフラとドアの前に立ち、ノブを回した。
    だが、その地下に続くはずの階段は水の底に沈んでおり、どう見てもいけそうな感じではなかった。 

    「うわああああああああああ!!!」 

    536 逆吸血鬼と下水処理場跡 sage2008/08/31(日) 18:33:31 ID:YaF8J6x30いきなりジャイアンが叫んだ。 
    驚いて振り向いた先で、ジャイアンの右手にあったライトが床に落ちてゆく。 
    もし、もし床に落ちた衝撃でライトが消えたら? 
    真の暗闇、自分が最も恐れるもの。 
    その発想は俺に不思議な力を与えた。 
    時間がゆっくりになった。 
    俺はすかさず飛び出し、ヘッドスライディングの要領でライトを手に取り、起き上がった。 
    光になるものを持っていれば心はだいぶ落ち着く。 
    「どうしたんだよジャイアン?」 
    そういったのは正人である。 
    ジャイアンもスネ夫もまるで幽霊を見たかのように、ドアの向こうを見つめていた。 
    だが、光に照らされた先には水面が移るだけでほかには何もない。 
    「違う、違うんだよ。そんなつもりはなかったんだ」 
    ジャイアンは訳の分からないことをつぶやいている。 
    スネ夫も壁に張り付いて息を荒くしていた。 
    ここに居ても仕方ないし、何時までも居たくなかったので、外に出る。 

     建物の入り口でジャイアンとスネ夫はようやく落ち着いたらしく、ポツポツと語りだした。 
    「実は昨日あそこに行ってたんだ。その時はあんなふうにはなってなかった」 
    「階段が暗闇の向こうに続いていて、その先は行き止まりだったんだ」 
    だから、一つのいたずらをひらめいたそうだ。 
    そこに俺を閉じ込めたらどんな反応をするのか。 
    そこはライトがなければ、何もない暗闇。 
    そんなところに逆吸血鬼を閉じ込めたら・・・・・喚くだろうか、叫ぶだろうか、きっとドアを激しく叩くだろう。 
    そんな反応を楽しむのが今回の探検の本当の目的だった。 
    「はじめは横井がドアを開けた瞬間に背中を押して閉じ込めるつもりだったんだ」 
    つまりこいつらはあの時、俺の背中を押そうとしてたのだ。 
    そのために、俺にドアを開けさせた。 
    そしてその直前に気づいたのだ、地下が水で満たされていることに。 
    暗闇で、水が満たされた地下に服を着ている小学生が背中を押されて飛び込んでいたら・・・・・・結果は火を見るより明らか。 
    「ごめん、そんなつもりはなかったんだ。ごめんよお」 


    537 逆吸血鬼と下水処理場跡 sage2008/08/31(日) 18:34:33 ID:YaF8J6x30「済んだことだし。実際にしたわけじゃないんだから、いいよ」 
    俺は何故か不思議と怒る気にはなれなかった。 
    それは予想外の事態に二人がかわいそうなくらいに怯えていたからだろうか。 
    特にスネ夫の怯えようといったら、普通ではない。 
    たしかに悪戯のつもりが危うく殺人犯になりかけていたのだから、当然といえば当然なのだろうが。 

     ジャイアンと一緒に座っていたスネ夫は建物の中に居た時の俺以上に顔を真っ青にして座っていた。 
    「スネ夫どうしたんだよ?」 
    その様子があまりに気になったので俺は声をかけた。 
    「僕が話したことは嘘だったはずなんだ」 
    スネ夫はポツポツと語りだす。 
    何かが変だ、直感でそう思った。 
    「全部僕が思いついた作り話で、自信はかなりあった」 
    「そうだな、俺は最初からちゃんと分かってたよ」 
    俺はうなずく。 
    「嘘のはずなのに・・・・・・でも見たんだよ」 

    水の中に人がいるのを 

    「水が張ってあるという時点でおかしいとは思ってた・・・・・・」 
    スネ夫は顔を上げた。 
    建物の奥をじっと見つめていた。 
    「またまたそんな与太話かよ。今度は信じないからな」 
    内心ヤヴァいくらいビビリながらも、自分は平静を装った 
    恒例のスネ夫トークなんだと思った。 
    スネ夫は本当に話し方がうまい。 
    何もこんなときにそんな話をしなくてもいいじゃないか。 
    それも計算づくなのだろう。 
    だから最高に怖かった。 
    本当に100分の1でもあればいいなと思うよその才能。 
    「横井、実は俺も見た」 

    538 逆吸血鬼と下水処理場跡 sage2008/08/31(日) 18:35:19 ID:YaF8J6x30俺は油を差し忘れた機械のように後ろを振り返る。 
    正人がスネ夫と同じくらい真っ青な顔をしていた。 
    「自分もはじめは勘違いかと思ってた。勘違いかと思ってたんだけど、スネ夫も見たのならあれは勘違いじゃなかったんだ・・・・・だって」 

    水が右手を形づくって水面から出てきてたんだよ 

    「・・・・・・」 
    それは初耳だった。 
    少なくとも、 

    え?でも俺はそんなの見てないぞ・・・・・・
    何だよ?皆で俺をびびらせやがって! 
    もう騙されないぞ、そんなのあるわけねえよ。 
    ここはただの下水処理場なんだからな。
    いい加減にしないと怒るぞ。 
    絶対確かめになんか行くもんか!! 

    俺はそう思ってた。 
    「え?でも俺は・・・・」 
    そう口に出そうとして 

    ゴボン 

    という音、たとえるなら水の底から巨大な気泡が上がって表面で弾けたかのようなそんな音が聞こえた。 
    建物の廊下の先、例の地下室への入り口から。 
    「・・・・・・」 
    聞き違いようがない。 
    全員が一斉に振り向いたのだから。 
    俺たちは顔を見合わせて、その後全速力で下水処理場から脱出した。 


    539 逆吸血鬼と下水処理場跡 sage2008/08/31(日) 18:37:41 ID:YaF8J6x30 嘘から出た真、瓢箪から駒、そういう印象があった出来事。 
    本当にそんな噂なんて存在してなかったはずなのに、本当になったせいであっという間に広がった。 
    それ以来、しばらくの間小学生の間ではその地下室の場所を突き止めることが流行になった。 
    ところが、自分たち以外であの部屋を見つけた人は未だに居ない。 
    代わりに新しい噂が次々と生まれた。 
    曰く、下水処理場にいた番犬の霊が生前と変わらないまま下水処理場を守っているとか、右腕が本体を求めて夜な夜な徘徊しているとか。 
    実際にそれらを確認したわけではないが、俺たちの間ではそれらが下水処理場で本当のことになっているように思えてならなかった。 
    だから俺たちは噂が収まるまで決して下水処理場には近づかなかった。 
    俺たちだけが下水処理場では嘘が真実になると知っているために。 

     俺たちが中学生のとき、その下水処理場は取り壊されることになる。 
    原因は火事だった。 
    誰かが下水処理場に侵入し、タバコを消し忘れたのだ。 
    ボヤ騒ぎから数日後、解体業者がやってきて3ヶ月もたたないうちにそこは更地になった。 
    高校生になったときには巨大なホームセンターになっていた。 
    昔の面影はもうどこにもなく、店の中で客が冗談半分に話したことが、本当のことになるはずもない。 

     そういえばある日久しぶりに会った友人からこんな話を聞いた。 
    あの下水処理場の火事の犯人は未だに捕まっておらず、そして今日が時効だというのだ。 
    このときになってようやく、俺は下水処理場との因縁を断ち切れた。 
    放火の犯人の時効なんてどうでもいい話だが、あの下水処理場との関係を断ち切ってくれた点については感謝したほうがいいのかな?と、そう思った。 
    今その犯人はどうしているのだろう? 
    俺はホームセンターの駐車場にあるマンホールの前に立っていた。 
    そこは昔、例の地下室への入り口があった場所 
    「お前は知っているのか?」 

    ゴボン 


    吸血鬼対策に十字架と 活性黒にんにく

    488 逆吸血鬼と存在しない町 sage2008/08/31(日) 01:54:08 ID:YaF8J6x30 子供のときに見た心霊ドラマのせいで、闇や影を極端に恐れるようになった。 
    そのせいでクラスメイトには散々からかわれ、よく暗い所に引っ張られ、ついたあだ名が逆吸血鬼というのは・・・・・なんだかなあ。 
    確かににんにくは大好きで、十字架のペンダントをつけてたし、血見たら倒れそうだった。 
    でも逆吸血鬼はどうかとおもう、それはあだ名ではないだろうと。 
    でも、本気で呼ばれてたし、当時はそう疑問に思ってなかったから子供の感性は理解できない。 

     小さいときから俺には、放浪癖みたいなものがあった。 
    暗闇を極端に恐れる前はそのせいで、深夜まで家に帰らず近所の人も巻き込んで捜索隊を結成されたあげく、町外れの神社で保護されて親に死ぬほど引っ叩かれたことがあった。 
    暗闇を恐れている今は、夜になる前に家に戻るようになっていたから親も心配事が一つへってホッとしてただろう。 
    だけど放浪癖は健在で、友達と遊ばないときでや休みの日になれば、外に出てあらゆるところを彷徨っていた。 
    休みの日などは、朝7時におきて、10時までに可能な限り遠くまで行って印をつけてから昼までに帰ってきて、次の学校でよく友達に自慢していた。 
    最高で3駅先まで行ったことある。歩きである。 
    自転車を手に入れた時はもっと酷くなり市外まで出たことある。 

     ある日、自転車がパンクしたせいで行動範囲が極端に限定されていた時期があった。 
    すでに家から学校までなら、長年の放浪で家の裏山を除き全て把握していた自分だが習慣は止められないもので、親に断らず外に出た。 
    で、そこを見なくても絵が書けるくらい把握していた町内をぶらぶらしていた時、ふと違和感がした場所があった。 

     それは山と川に挟まれた道、川向こうに向かうための橋の掛かっている所。 
    山の向こうの暗闇に内心びくびくしながら歩いていて、いつもならそのまま通り過ぎるはずだった。 
    ところが、その日は意外なものを眼にした。 
    本当なら山に阻まれてT字路になっているはずの場所が交差点になっていたのだ。 
    ここは何十回、何百回も通った場所だから交差点ではないはずである。 
    昨日は確かにT字路だったはず。 
    だけど子供だった自分はその理由にすぐ得心が行った。 
    「きっと深夜にうちに業者が工事をしたんだ」 
    本当なら一日で道路などできる訳がない。 


    489 逆吸血鬼と存在しない町 sage2008/08/31(日) 01:57:03 ID:YaF8J6x30ましてや事前に告知のない道路工事など本来ありえない。 
    子供ならではの無知故の勘違い。 
    当時の俺は好奇心の塊だった。 
    そのせいで心霊番組なんぞを見てしまい結果として闇恐怖症になり反省していた。 
    はずなのに、勘違いですっかり安心した俺は何の疑問もなくこの道がどこに通じているのか知るために踏み込んだ。 

     恐怖がないと知れば、好奇心は際限なく膨れ上がる。 
    未知のジャングルを探検する冒険家のごとく、アスファルトの坂道を駆け上がる。 
    いつの間にか、あたりは住宅地になり、なのに人の気配はしなかったが、まったく気にならなかった。 
    この道はニュータウンに繋がるための道だったのだ。 
    そしてこれらも最近建てられた家なのだ。 
    だから人の気配がないのは当たり前だと。 
    だがこれほどの規模となると山を丸まる一つ削らなければならないほど。 
    何時そんな工事が行われたのか? 
    そもそも、道路を作るのと順序が逆になっている。 
    でも俺はヘリコプターで空輸という勝手な理屈で納得していた。 
    子供は効率など考えない。 
    そしてさらに住宅地の向こうへと向かう。 
    住宅地を横断したときにようやく気づく。 
    これだけ歩いたら、山向こうの学校についてしまっているのでは? 
    そして、学校の近くにこんな住宅地あったっけ? 
    何故なら、目の前には自分が通っている学校があったから。 

     「木曜の怪談」という番組で、宇宙人が作った町という話があった。 
    当時、親に夜寝れなくなるからと注意されながらも、好奇心と恐怖心の狭間で観ていた一番のお気に入りだった番組である。 
    その話では、主人公の少年たちは町から人が消えたことに気づき、その原因が宇宙人による誘拐であると気づくが、 
    実は主人公たちのいる町自体が、宇宙人によって作られたコピーであり、主人公たちのほうが実は誘拐されていたという話。 
    その後、主人公たちは地球のUFOを追跡するライター達の協力で無事脱出する。 
    俺はそこにいるのではないか? 
    そう思った瞬間、今まで理屈という檻に閉じ込められていた恐怖と疑問が復活した。 
    そう、たった一日で町なんてできるわけがない! 


    490 逆吸血鬼と存在しない町 sage2008/08/31(日) 01:58:05 ID:YaF8J6x30ならこれは何だ? 
    後ろを振り返る。 
    相変わらず人の気配のない住宅地 
    これは町に偽装したUFOだ! 
    そう結論した。 
    そして俺のおかれている立場に恐怖した。 
    これじゃあ、わなに飛び込んだも同然ではないか? 
    目の前にはよく親しんだ学校がある。 
    そこには遠目ながら遊んでいる子供たちがいた。 
    宇宙人に気づかれる前に急いで逃げないと・・・・・・。 
    そうして俺は走った。 
    必死に目の前の道を走った。 

     そして、目の前の車が走っている普通の道路を渡り、学校の校舎の中に飛び込んだところで、ようやく一息ついた。 
    グラウンドでは、野球部の少年たちが練習をしていた。 
    それをみて、安心する。 
    そして横目でそっと先ほどまでいた住宅地の様子を伺う。 
    それは山の上に覆いかぶさるように存在した。 
    だが自分の記憶をいくら探っても、あの山に住宅地が存在した記憶がない。 
    何より、ほかの人がまるでその住宅地を存在してないかのように扱っているのが不気味だった。 
    事実、どの車も住宅地に入ろうとしない。 
    そして最も異常なのは、信号。 
    それは例の住宅地に続く交差点の信号。
    信号は赤になっているのに、車が止まらないという事実。 
    きっと運転手には信号どころか交差点の存在すら分からないに違いない。 
    あれには関らない方がいい。 
    それが俺の出した結論だった。 
    だから、学校を出て普通の通学路を通って帰ろうと思った。 
    そして今日はゼルダをやって時間をつぶそう。 
    「おい!」 



    491 逆吸血鬼と存在しない町 sage2008/08/31(日) 01:58:51 ID:YaF8J6x30突然声をかけられた俺は、脱兎のごとく走り出した。 
    「あ、まてって!」 
    そういわれて待つやつなどいない。 
    (宇宙人に見つかった) 
    そう思ったからだ。 
    チラッと見た感じだと、若い普通の男性みたいだったがそのときは冷静ではなかった。 
    だが、子供が大人に勝てるはずもなく、程なくして俺はつかまった。 
    それでも、鳴いて喚いて噛み付く俺を男は必死になだめてくれたおかげでだいぶ落ち着いた。 
    「本当に、本当に宇宙人じゃないの?」
    「違うから・・・・・・」 
    半分疲れたかのように男はいった。 
    見た感じ普通の男、どこにでもいるような大学生か高校生だった。 
    それでも宇宙人ではないかと疑った俺はいろいろ質問をした。 
    「おっさんの血の色は何色?」「おっさんじゃねえ・・・・・赤」 
    「なら血液型は?」「A型」 
    「星座は?」「水がめ座」 
    「なら今日の運勢は?」「最下位だったな」 
    とかetc。 
    「どこをどう見たら、宇宙人に見えるの?俺が?」 
    半分あきれている。 
    確かに眼は真っ黒ではないが、でもコンタクトをしている可能性がある。 
    だから確かめるためにチョキで男の目をぶっ指した。 
    「~~~~~~」 
    男はそこら辺を転げまわった。 

     「ごめんなさい」 
    数分後、立ち上がった男がしたことはまず目をよく洗うことであった。 
    目は真っ赤になっているから、コンタクトではなかった。 
    「コンタクトをしているわけではないとわかったな?」 
    男はため息をついた。完全にあきれているようだが怒ってはいなかった。 
    「俺もう家に帰るから。ありがとうございました」 


    492 逆吸血鬼と存在しない町 sage2008/08/31(日) 01:59:43 ID:YaF8J6x30「ちょっと待って」 
    俺は振り向いた。 
    「君は何年何組?」 
    「6年2組ですが、何か?」 
    「この教室は何年何組かわかる?」 
    何をいってるんだこの人は?と思った。
    ここは東校舎の二階で二番目の教室なんだから、 
    「5年2組でしょ?」「残念、外れ」 
    嘘だと思うなら札を見てみなよ、といわれて廊下を見ると1年2組だった。 
    そんな馬鹿な。 
    俺はすぐに三階に向かった。 
    自分の教室は、 
    「2年2組だって?」 
    すぐに東校舎を出て西校舎に向かう。 
    3階にいくとそこに6年2組があった。 
    だがそこには、俺の席がなかった。 
    呆然としていた自分の背後にあの男がいた。 
    「君が何をいいたいかはわかっている。俺はそのためにここにいるしな」 
    「ここ、何処?」 
    「少なくとも君の居ていいところではないだろうね」 
    そういえば、なぜこの男はここに居るのだろう? 
    ここは小学校で、彼が学校の関係者にはとても見えなかった。 
    「君が君に家に帰ったとしてもそこはきっと君の家ではないだろう。だから、俺の話を聞いてくれな・・・あ!」 
    俺は走った。逃げるためではなく確かめるために。 

     学校を出て1分ほどのところに友達の家がある。 
    30秒足らずで友達の家の前に着く、そこの表札は確かに友達の苗字だった。 
    ホッとした。チャイムを鳴らした。そうしたらいつものようで、オバさんが応対してくれる。 
    そう思ったのだ。 
    「はい?どちら様?」 
    だが出てきたのは、オバサンではなく若い男だった。 


    493 逆吸血鬼と存在しない町 sage2008/08/31(日) 02:01:03 ID:YaF8J6x30「あの、横井です。正人くんはいますか?」 
    見たことない男だが、きっと正人のお兄さんだと思った。 
    「正人は俺のことだが?」 
    え、何それ?目の前の男が正人?どう・・・・・・いう・・・・・・こと 
    そこにさっきの男が走ってきた。 
    「ああ、すまん。この子、俺の親戚でな。じゃあ、そういうことで」 
    「あ、おい!」 
    男は俺を担いで公園に連れて行く。 
      
     公園のベンチに二人で座っていた。 
    「ねえ、どういうこと?あの男が正人だって嘘だよね?」 
    「ああ、嘘だ」 
    男は真顔でそういった。 
    「あの正人は正人であって正人ではない。だがこれでわかっただろう?此処は君のいていい場所じゃない」 
    「どうすればいい?」 
    「帰ることだ。可能な限り早く。俺は君を帰すためにここに居る。そういうことになっている」 
    男は立ち上がる。ついて来る様にいわれたのでついていくと、そこは例の住宅地前の交差点だった。 
    「もう判ってると思うけど、君が君の家に帰るためには、この交差点を渡り住宅地をもう一回抜けないといけない」 
    そんなの無理だ。こんな訳の判らない所通るくらいなら、ここに居た方がいい。
    「駄目だ。此処は君の居ていい場所ではない」 
    そんな気持ちは既に見透かされていた。
    「でも・・・・・・」 
    「大丈夫。俺も手伝う」 
    俺は男を見た。何かを確信するかのように男の顔は自信に溢れていた。 
    「でもこの交差点を渡るためには、君の力がないといけない。君が俺の手を握ってこの交差点を越えないと俺はこの先には進めない」 
    だから、と男は手を差し出した。 
    恐怖心が薄れてゆく。 
    この男がいれば大丈夫という不思議な安心感があった。 
    だから、手を握って交差点を渡る。 
    一歩、二歩、そして交差点を渡りきったとき、男は手を離した。 
    「ここか・・・・・・」 


    494 逆吸血鬼と存在しない町 sage2008/08/31(日) 02:02:18 ID:YaF8J6x30男は辺りを見回していた。 
    「ねえ、ここってなんなの?」 
    「君は知らなくていい。そういうことになっている」 
    それから男はいたずらっぽく笑い。 
    「まあ教えてもいいけど、知ったら帰れなくなるかもよ?それでもいい」 
    俺は勢いよく首を横に振った。 

     住宅地は相変わらず人の気配がなかった。 
    「ゴーストタウンって言葉がぴったりくるな」 
    男もまったく同じことを考えていたらしい。 
    「おっさんは此処に来たことがあるの?」 
    「おっさんじゃねえよ、子供のときに何度かな・・・・・ヤベ」 
    男は俺を担いで、慌てて物陰に隠れた。
    ついでに何故か目と口を両手で覆われる。 
    「しっ」 
    おとなしくするようにいわれたので、耳を澄ますと向こうから足音がした。 
    それはだんだんこちらに向かってくる。
    息を潜めてじっと待つ。 
    やがてそれはすぐ壁の向こうを通り過ぎ、向こうに消えた。 
    「今のは?」 
    「俺たちと同じ侵入者」 
    「何で隠れないといけないの?」 
    「ここでは侵入者同士は会っちゃいけない。そういうことになっている。大事なことだからよく覚えとけ」 
    「こんなとこ二度と来るもんか!」 
    「まあ、そうするにこしたことはないよな」 
    男はまるで自嘲するかのよう笑っていた。 
    何故か気に入らない。 
    「なんなのさ?」 
    「別に」 

     侵入者をやり過ごしてしばらく歩くと、住宅地の終点が見えてきた。 
    「あそこを出れば、君は元の世界に帰れる」 

    495 逆吸血鬼と存在しない町 sage2008/08/31(日) 02:03:34 ID:YaF8J6x30そういった男はふと後ろを振り返った。
    「どうしたの?」 
    「気づかれた」 
    誰に?という言葉は飲み込まれた。 
    何故なら、今まで無人だと思っていた家の窓全てに人の影らしきものが浮かんでいた。 
    それらははっきりとした輪郭を持っているわけではない。 
    幽鬼のようなぼんやりとした感じなのに、そこら中から痛いほど視線を感じていた。 
    何故?ばれてはないはずなのに。まさかあいつが・・・・・・そんなことを男はつぶやいていた。 
    「どうやらさっきすれ違ったやつがヘマしたらしいな」 
    「そんな・・・・・・どうすれば」 
    「兎に角走れ!」 
    そういって背中を押された。 
    だが男は走る気配がない。 
    「おっさん!」 
    「俺は此処までだ。これ以上は行けないんだよ」 
    「そういうことになってるから?」 
    一瞬、男は真顔になり、そしてニヤリとした。 
    「そういうことだ。覚えとけよ!忘れるなよ逆吸血鬼!」 
    そして男は住宅地の奥に走っていった。
    幽鬼達の視線が男のほうに向かっていった。 
    その隙に俺は駆け出した。 
    兎に角走る。 
    後ろからあの黒い影が追ってくる気配がする。 
    今にも後ろ髪を引かれそうな距離にいるのがわかる。 
    怖い、怖くて仕方ない。 
    でも振り返ってはいけない。 
    ドラマとかではこういうところで振り返ったら死ぬ。 
    そういうことになっているから。 

     やがて俺は橋の上に居た。振り返ると、背後には山が聳え立っている。 
    そして、あの道はなくなっていた。思わずその場に座り込んだ。足腰が立たなくなっていた。 


    496 逆吸血鬼と存在しない町 sage2008/08/31(日) 02:04:38 ID:YaF8J6x30しばらくそのままでいたが、やがて足腰にも力が戻った。 
    空はもう既に赤く染まり、カラスが鳴いている。 
    家に帰らなければ。 
    そして立ち上がり、改めて道のあった山を見て、 

    そこから無数の目が一斉にこちらを見返して、 

    その後の記憶はない。 
    気がつくと病院に居た。 
    目が覚めて最初に見たのは医者の顔、そして次に看護師さんが脈を図っていた。
    次に母親が部屋に飛び込んでくる。 
    泣いていた。 
    何故泣いているのか聞いたらさらに泣いた。 
    夜になって父親もやってきた。 
    初めて父親の泣き顔をみた。 
    どうやら一週間も行方不明扱いだったそうだ。 
    たった数時間で死ぬほど殴られるから、一週間も消えていたらすごく怒られるんじゃないかと思っていたのでこれは意外だった。 
    もし一ヶ月も俺が消えていたらどうなるんだろう? 
    試したくはないけど、そう思わざるを得ない。 
    翌日警察の人が来て、消えている間の事を聞きにきたが、素直に覚えていないと答えた。 
    知らない道を散歩していたら気を失って、気がついたら病院に居たのだから嘘はついていないつもりだ。 
    大体、こういう話は語ったところで信じてもらえないばかりか変人扱いされて病院送りだ。 
    そういうことになっている。 
    同じ体験をしているなら話は別だけど、ね。 

    497 逆吸血鬼と存在しない町 sage2008/08/31(日) 02:05:51 ID:YaF8J6x30 結局、気になって調べてみたら似たような話は結構あるらしい。 
    変なところに迷い込んだら、そこには変な機械を持っているおっさんが居て、元の世界に送り返されるという話。 
    俺の場合は若い男だったが、彼もおっさんの仲間なのか? 
    彼とした会話は今でも結構はっきりと記憶に残っている。 
    その会話を元に俺はある一つの仮説を作った。 
    ただそれは、おかしな点がいくつかあるために確信にはいたってない。 
    それは、彼の行動に無駄があること、6年2組が2年2組になっていないこと、そして未だに俺がそれを経験してないということ。 
    だから結局あれが何だったのかは判らずじまい。 
    それにこの仮説が正しいとしても、無数の目と幽鬼については説明できないから結局お蔵入りとなっていた。 

     ただ最近進展があった。それはあの山を削ってそこを住宅地にする計画があるということ。 
    工事予定はまだ確定してないし、地元住民に説明会を開いている段階だが、俺はこの計画が確実に成功するような気がしてならない。 
    そして、住宅地が完成すればあの幽鬼達の正体をつかめる。 
    そういうことになっている、かどうかはとりあえず完成するまでわからないけど。 


    逆吸血鬼も大好きな 活性黒にんにく

    293 逆吸血鬼と合わせ鏡 sage 2008/08/26(火) 23:00:29 ID:8wsG+YNT0俺が小学生のときの話なんだが、昔「木曜の怪談」という番組があって、そのせいで暗闇を極度に恐れるようになっていた時期があった。 

    夜外に出れないし、自分の家だって行く先々の電気がついてないと進めなくて、電気のスイッチを求めて廊下を這っているような有様。 

    昼間ですら、暗い校舎の影や、人気のない路地裏には近づけない。で、ついたあだなが「逆吸血鬼」 

    しかも、家の近くには5年近く動いていない下水処理場の廃墟や、ペット墓場になってる森が存在してるから幽霊がでてもおかしくないと当時は本気で思ってた。 

    で、木曜の怪談で最初に見た話が合わせ鏡になっていたのが救えない。 

    当時「地獄先生ぬ~べ~」で鏡に潜む悪魔の話をやっていたこともあって、いつも鏡に幽霊がいないかとおびえる毎日。

    風呂に一人ではいるのは、夏休みの宿題など生ぬるいくらいの苦行だった。 

    だって、髪洗っているときに鏡から自分が除いていたらすごく怖いよね? 

    洗面所で、「鏡の向こうのドアの隙間からもし人がにらんでいたら」と思うと死にそうになるので、ドアや隙間は必ず閉めて、壁際にたって歯磨きしていたくらい。 

    00時におきてるなんてとんでもない! 

    当時廊下の途中に鏡があったから、それまでに寝るか、00時になったら二階の寝室に行けず、一階で親が寝るまでがくがく震えていた。 

    そんなわけで、自分は21時になったらビビリながら二階に上がって、すぐ布団をかぶり目を粒って震えながら寝ていたんだが、 

    急に腹痛で目が覚めた。 

    時計を見たら23時半、もうすぐ00時。二階の廊下には鏡があり、しかも二階のトイレの真正面にある。 

    とてもじゃないが、行きたくない。しかし、一階にいくのはさらに嫌だ。 

    そんなこんなでで悩んでいるうちにも腹痛はひどくなっていく。 

    294 逆吸血鬼と合わせ鏡 sage 2008/08/26(火) 23:03:17 ID:8wsG+YNT0このままではもらしそうだった。 

    すでに11時45分になっていた。 

    こうなったら速攻でトイレに行って、速攻で出して、00時になる前に速攻で戻るしかない。 

    そう決意し、布団から起き上がり、廊下の鏡を見ないよう目をつぶりながら、廊下の壁を手探りで這っていって、ようやくトイレについた。 

    すぐスイッチを閉めて、ドアを閉めて、パンツ脱いで、至福の瞬間を味わっていた。 

    ようやく腹痛が落ち着いた後、トイレットペーパーをとろうとしてふと置いてあった時計が目に入った。 

    後一分足らずで00時になろうとしていた。 

    ヤバイ!すぐにでないと、でもいまでたら間違いなく00時になっている。 

    ドアを出たら鏡がある。 

    合わせ鏡じゃないけど、手鏡程度で異次元の扉が開かれるなら、ドアの取っ手(真鍮)で合わせ鏡にならない保証がどこにあるんだ!? 

    と本気でなやんだあげく、篭城することを決めた。 

    合わせ鏡はたしか00時00分から00時01分までのあいだだから、その間、この中にいれば安全だ。 

    その後、トイレから出て鏡を見ずに速攻で部屋に戻ろうときめた。 

    ダンダンダンダンダン!!!! 

    295 逆吸血鬼と合わせ鏡 sage 2008/08/26(火) 23:04:50 ID:8wsG+YNT0いきなりドアをたたかれた! 

    俺は、うわあああああ!!!って叫んだ。 

    考えても見てくれ、ただでさえ幽霊にびびってる小学生が深夜トイレに篭ってたら、いきなりドアを叩かれたんだから。

    いまでも、ビビル自信がある。 

    でも怖いのはそんなところじゃない。 

    何が怖いかって、親は今二階にいない。

    親は必ず00時30分以降じゃないと二階に上がらないから、わざわざ二階のトイレを使う理由が思いつかないし、第一下から来たなら足音でわかる。 

    まさに不意打ちだった。 

    じゃあ外にいるのは? 

    いまだにドアを叩き続ける何者かのせいで俺完全パニック。 

    必死にトイレの端に寄ろうとして、便器の上によじ登っていた。 

    そしたら、ドアを叩く物音がぴたりとやんだ。 

    かわりにガチャリと鍵をかけていたはずのドアが開いてゆく。 

    俺もうくぁwせdrftgyふじこlp状態、たぶん走馬灯が流れてたかもしれない、俺死んだと思ってたもん。 

    そこにいたのは、同い年の子、同じパジャマを着ている、というか俺だった。 

    296 逆吸血鬼と合わせ鏡 sage 2008/08/26(火) 23:05:53 ID:8wsG+YNT0そいつと眼があいそうになったところで、自分の中の何かが切れた。 

    便器から飛びおりて、まずドアを蹴飛ばした。 

    ドアから体半分を除かせていたそいつは、その一撃で予想外にぶっ飛んだ。 

    まるで体重がないかのように、吹っ飛んだそいつはそのまま鏡の中に吸い込まれる。 

    すぐに、トイレのすぐ近くの勉強部屋に入り、目の前にあったランドセルからアルトリコーダーを取り出した俺は下半身丸出しで鏡に突撃していって、その鏡を叩き割った。 

    実を言うと、ドアを開けてそいつと眼があいそうになったあとの記憶は残っていない。 

    だから、鏡を叩き割ったや、そいつが鏡の中に吸い込まれたとかいうのは状況証拠からの推測である。 

    気づいたときには、騒ぎを聞きつけて二階に上がってきた親に羽交い絞めにされていた。 

    手にはアルトリコーダーをもち、地面には鏡の破片が散らばり、下半身丸出しだった。 

    当然、家は大騒ぎになり、こっぴどく怒られた上に、翌朝速攻で病院に連れて行かれた。 

    足をガラスで切っていたからだ。 

    しばらくは学校まで車で送り迎えされ、体育の参加もままならなかった。 

    それから、あの鏡は粗大ごみとして捨てられた。 



    297 逆吸血鬼と合わせ鏡 sage 2008/08/26(火) 23:07:15 ID:8wsG+YNT0結局、あれが何だったのかはわからずじまい。 

    幽霊なのか、ドッペルゲンガーなのか、それともただの妄想だったのか・・・・・ 

    あの鏡に何かいわれがあったのかもしれないが、親にきいても心当たりはないらしい。 

    その後、鏡のあった場所には鳩時計が置かれるようになった。 

    これも深夜に突然鳴ったりするので、それでまた怖い思いをしたがそれは別の話。 

    ただいまだに俺の中でしこりのように残っている気がかりなことがある。 

    それはたまに自分がトイレのドアから自分を覗いているという夢をみること。 

    そして自分が左利きであること。 

    はじめ、親に左手で箸を持っていることを咎められ矯正されたが、いまだに箸と鉛筆以外は左を使っている。 

    もう10年以上も前の出来事だから、記憶違いしているだけかもしれないが、どうも自分はあの事件が起こる前は右利きだったような気がしてならないのだ。 

    何故なら、あの事件以来足を怪我していることを差し引いてもしばらく様々な面で不自由を強いられたようなきがするからだ。 

    いまでも、鏡を見ると鏡の中の自分がにらんでいる、ような気がするだけの話である。 


    吸血鬼に襲われないために 活性黒にんにく

    88 本当にあった怖い名無し sage2010/05/16(日) 15:04:14 ID:nmU8Cswt0時空の歪みじゃないんだけど、空間の裂け目?みたいのは見たことあるよ 
    前から見ると、ゴムをビヨーンと伸ばした感じで中は暗闇で無音 
    横から見ると何も見えない 
    間伐されてない竹やぶで友達と遊んでたときだったから、倒れた長い竹を何本も入れたりした 
    次の日もあったし、しばらくそこで遊んだ記憶がある 
    友達数人とドラえもんのポケットから名前をとり「ポッケ」って呼んでた 
    今日もポッケ行こうぜ!みたいな感じで

    もう何年も経ちその友人たちと飲むときはポッケの話は散々して飽きてるから今は誰も口にしない 
    結論は他の次元に行けたんじゃないだろうか・・・だった 

    「お名前.com プレミアムドメイン」ビジネスの成功は価値あるドメインから

    599 自治スレでローカルルール他を議論中2010/10/29(金) 16:35:14 ID:kLP0Abcx0どこに書き込めば良いのかわからないので、ここに書き込ませてもらうね 

    つい先週まで、職場にBって奴がいて仕事も出来て人気者で一緒に昼飯食べたり酒飲みに行って 
    たりしてたんだけど、ある日Bがの姿が見あたらないなかったんで他の奴に聞いたら「B? 誰そいつ? 
    そんな奴いないよ」って言われて、「え? ほら 仕事が良くできて人気者のBだよ!」 
    って言ったんだが、結局、みんなに聞いても誰一人知らないって言ってるんだよ。 

    訳がわからないんで、とりあえずBの家に行ってみようと思って行ってみたんだが 
    Bの家があった場所は空き地になってて、変なおやじが家のあった所に立って
    たんだよ。変なっていうのは、服装は上下作業着っぽいのなんだけど、頭に 
    見たこともないゴーグルみたいのを付けてるんだよ、ベルトの所には、銀の棒?
    みたいな物を付けてたんだよ 

    とりあえずその人に、Bって人の家がここになかったか聞いたんだけど、日本語
    じゃない聞いた事のない言葉でなんか訳わかんない事を言ってたんで、怖くなり
    帰ってきたんだけど確かにBにあげた旅行のおみやげが無くなってるから 
    間違いなくBって言う人物は存在してると思うんだけど… 

    それとも俺は何かの病気かね? 




    581 自治スレでローカルルール他を議論中sage 2010/10/23(土) 14:35:30 ID:UNzwGlTI0妙なことがあったので報告。 

    Googleストリートビューで、小さなころ暮らしていた町を見てみた。 
    山と谷の間に道があって、山側にはへばりつくように、谷がわには谷にはみ出すように、家が並んでいる。 
    その並びの山側の端っこが、私の家だった。 

    ある日地震で山から石が転がり落ちてきて家が破損。 
    あぶないって引っ越して、いろいろあってさらに引越して、その町とはそれっきりになった。 

    家の向かいの谷側には、学年違いの友だちが住んでいた。 
    友人の家から一軒挟んで、また別の友人。そこが谷側の家の並びの、端っこだった。 

    グーグルストリートビューで見てみたら、もう30年も前のことだから、当然街並みはずいぶん変わってる。 
    けれど見覚えがある場所もあって、なつかしーなーとか思ってた。 
    落石のあった元自分の家だったところは、話に聞いていた通り次の所有者が商店にしていた。 
    その隣も、新しくなっているが昔と同じ商売。 
    家の向かいの店も同じ。 
    が、その隣にあった友人の家がない。 
    無くなったんじゃなくて、店の隣の友人の家と、もう一軒がなくて、さらに隣にあった別の友人の家。 
    そのまた隣は小川。 
    小さいとはいえ、家二軒分のスペースそのものがない。 
    空き地とか、別の家になったとかじゃなく、 
    名前も覚えてるし、会話も覚えてるのにな。 

    582 自治スレでローカルルール他を議論中sage 2010/10/23(土) 14:38:25 ID:UNzwGlTI0これ書いてて気がついたんだけど、引越し先って最初はそんなに遠い場所じゃなかった。 
    なのに、毎日遊んでたのに引越してから一度も遊ばなかった。 
    引越し先はすでに友人グループが出来上がってしまっていて、新しい友だちも出来なかったのに。 
    手紙も電話もしなかった。 
    新しい登校ルートは、友人の家の前を通っていたはずだが、記憶がまったくない。 
    学年が違ったって、同じ学校なんだから顔も合わせてるはずなのに。 

    どうなってるんだろう? 


    588 自治スレでローカルルール他を議論中sage 2010/10/24(日) 11:37:21 ID:NbPxOCb6P市街地と田舎じゃ解像度も違うから、その画像の境界に呑まれたんじゃないか 

    589 自治スレでローカルルール他を議論中sage 2010/10/24(日) 20:24:23 ID:IvCcg0mi0家の向かいが 
    家具屋の駐車場 
    友人Aの家 
    家 
    友人Bの家 
    小川 
    道   でした。 

    それが 
    家具屋(駐車場は建物になったらしい)
    友人Bの家 
    小川 
    道 

    って感じになってました。 
    家がなくなったなら、空き地になってなきゃおかしいのに。 
    家具屋は隣の家を飲み込むほどは大きくなってないし。 

    ああ、写真の境目に飲まれた、って可能性もあるのか。 



    592 自治スレでローカルルール他を議論中sage 2010/10/25(月) 08:44:11 ID:4lET9bh9P家具屋P│Aの家│家│Bの家│小川│道
          ↓ 
    家具屋│Bの家│小川│道 

    ってこと? 

    『ビタミン全種類1日分』

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