ある男性が、人気のない道をドライブ中、謎の飛行物体を目撃した。

それはオレンジ色の発光体で、フラフラと不自然な動きをしながら、上空へと消えていった。彼はハンドルを握りながら呆然としたが、自分が見たものはUFOではないかと思った。

家に帰り、明日、先ほど見たことを友人達に話そうと意気込んでいた。


するとノックの音が聞こえ、

明け放たれたドアの向こうには、怪しい二人の男が立っていた。 二人は黒スーツ、黒いソフト帽、黒レンズのサングラスという、全く同じ格好をしていた。黒ずくめである。

二人は、固まる彼のほうにズカズカと歩み寄り、
「今日見たものは一切他言してはいけない。」

と警告した。彼はさっき見たUFOのことだと理解できた。

二人は踵を返し、家の前に止めてあった黒の大型セダンに乗り込むと、 立ち去った。車にはナンバープレートは付いていなかった。

アメリカには、UFOや異星人を目撃した人間のところへ現れるMIB(メン・イン・ブラック)という謎の団体が存在するといわれている。




映画でお馴染みのあの組織です。

MIBが現れるという報告や噂はかなり以前(1950年~1960年頃)から広まっていたようです。
日本での報告例もあるようです。

CIAなどアメリカ政府の特殊機関や、フリーメーソンなど秘密組織の諜報員とも言われているようですが 、
「エネルギーが切れる」と発言、機械的な直線的な歩き方しか行えない、目撃者の家で出された飲み物のストローや、デザートのスプー ンの使い方がわからない等の報告から、
地球外生命体説も・・・

映画のように地球を守るヒーローであってほしいですね。