都市伝説・不可思議情報ファイル

    355 本当にあった怖い名無し 2012/02/29(水) 14:37:45.82ID:9XFxLAJkO

    親父から聞いた話です。 
    昔親父が雪深い山の現場でバイトしてた時の事。 

    妻子をおいて、季節労働に来てる男性がいて、皆から頼られる 
    リーダーとして、現場を仕切っていました。 
    ある日、現場に入ったばかりの若造二人が、猛吹雪の中調子コイて飲みに行ってしまいました。 
    案の定、いつまで経っても帰ってこない。 
    一件しかない麓の飲み屋に電話した所、とっくに店を出たと言う。 
    リーダーは収まらない吹雪の中、若造どもを探しに出掛けました。 
    作業開始時刻になるまでに戻らなければ、警察に連絡するよう残った人間に伝えて。 

    視界0、息が出来ない程の吹雪の中、必死で運転し若造どもの姿を 
    探すリーダー。 
    しかし、深い雪に車が埋まり身動きが取れなくなってしまいました。 
    外に出て必死で脱出を試みるものの、車は全く動かず。 
    途方にくれていたリーダーの前に大型のトラックが。 
    古い作業着にスキー帽子をかぶった体格のいい男性が出てくると 
    一言も喋らずに、あっと言う間に車を引っ張り、轍から救出。 
    トラックはそのまま、リーダー達の現場がある頂上へと走り去りました。 

    356 続き sage 2012/02/29(水) 14:38:50.78 ID:9XFxLAJkO

    そこへ行方不明だった若造どもが現れました。 
    やはり彼らも大型トラックの男性に、脱輪していた所を助けられたとか。 
    これは、何としてもお礼を言わなくてはと、揃って男性が向かった筈の 
    現場に戻りましたが、男性とトラックはどこにもいませんでした。 
    一本道なのに何故? 
    麓に戻ったのならすれ違う筈?と訝るリーダーの元に嫁から電話が。 
    死んだお父さんが貴方の事を心配してる夢を見た。 
    ニュースでそちらがひどい悪天候だと見て不安になったと。 
    それを見て端と思い出すリーダー。 
    義理の父は大型トラックのドライバーで、いつもクタクタの作業着に 
    娘が高校の時に編んでプレゼントしたスキー帽、無口な人だったと。 
    工期が終り、久々に家に帰ったリーダーは、義父が大好きだった 
    煙草とワンカップを持って墓参りに行ったそうです。 
    奥さんは、お礼にと、新しいスキー帽を編んでお墓に供えたんだとか。 


    長文失礼しやした。 


    引用元
    http://toro.2ch.sc/occult/

    24 :本当にあった怖い名無し:2012/06/07(木) 18:39:28.86 ID:ESdz1en10ここで良いのかな。 
    全く怖くはなかったけれど不思議な体験。 
    長文すみません。 

    大学生の時、留学でイギリスに行った。 
    留学先には自分の研究してた人物のお墓があって 
    研究してるってだけでなく、その人のことを凄く尊敬もしてたから 
    お墓参りに行くことにしたんだ。 
    事前にネットで見てどんなお墓なのかは知っていたし 
    墓地の場所も現地の先生に聞いて分かっていたから 
    行けばなんとかなるだろうと授業が無い休日に一人で行った。 
    そんなことに着いてきてくれる様な奇特な友人居なかったしね。 

    トラックの兄ちゃんに手を振られたりしながら歩いて 
    着いた墓場はごくごく普通の所だった。 
    昼間だったし、天気もよかったから 
    木が多めの公園、空き地、みたいな感じで怖い感じはしなかった。 
    猫がのほほんといて、「こんにちは」って声かけたら寄ってきた位。 
    超平和。 

    猫を撫でて気を抜いていた所だったけど 
    ここで、そのお参りしたい人のお墓がどこにあるのか 
    分からないことに気がついた。 
    分野内ではかなり有名な人なんだが、誰でも知ってるとまではいか 
    ないから 
    観光名所ってわけではないみたいで 
    期待してた案内板も無いし、事務所みたいな所にも誰もいない。 
    他にお参りしている人すらいない。 
    訊きたくてもとにかく誰もいないんだ。 
    ひとつひとつ覗き込むしか無いのかとちょっと途方に暮れた。 
    そんなに大きな所ではなかったけど、結構お墓の量はあったからね。 
    続く 

    25 :本当にあった怖い名無し:2012/06/07(木) 18:40:11.63 ID:ESdz1en10続き 
    そしたら、さっきの猫が呼んだんだ。「にゃあ」って感じで。 
    そのまま歩いていこうとして、それを眺めてると振り返ってもう一 
    度呼ぶ。 
    着いてくるのを待ってるみたいに。 
    何だろう、どうしよう、と固まってると、そのこずっと待ってるんだよ。 
    埒があかないし、迷ったけど思い切って着いていってみた。 
    どうせ墓地内は歩かなきゃいけないし。 

    着いていくと、猫は歩き出した。 
    時々「ちゃんと着いてきてる?」って振り返ったりしてた。 
    その度に「着いていってるよ」って返しながら 
    もしかして行きたいお墓まで案内してくれるのかな、と思い始めた。 
    馬鹿馬鹿しいとは自分でも思ったよ。 
    お話じゃあるまいし、第一猫に行きたい場所なんて言ってないし。 
    でも猫は迷い無く歩いてた。 
    墓地内の通りを抜けて、林みたいになっていて 
    多分普通人が通る場所じゃない所も歩いてたけど 
    それでもこっちを確認してくれながら先導してた。 
    で、あるところで止まったんだ。 

    ここに書き込むくらいだから予想はつくと思うけど 
    そこはお参りしたい人のお墓だったよ。 
    嘘だろ、と思ったけど、墓碑銘に間違いは無いし 
    そこまで来たら猫はもう歩こうとはしなかった。 
    一緒にお墓を眺めたり、足にまとわりついたりしてた。 
    本当に猫が案内してくれたんだ。 

    続く 

    26 :本当にあった怖い名無し:2012/06/07(木) 18:40:43.71 ID:ESdz1en10続き 
    それからお参りして、猫にお礼を言って帰ったよ。 
    あの時ほど食べ物を持ってないことを後悔したことはない。 
    撫でてあげるくらいしか他にお礼が出来なかった。 
    あのこがいなかったら、相当時間が掛かっただろうから 
    とても感謝してる。 

    留学の終わりにもう一度お参りに行った時は、あの猫はいなかった。 
    でも、教えてもらっていたから今度はすぐに辿り着けたよ。 

    あの日はとても長閑で天気がよくて 
    そんな日の出来事だったから、我ながら嘘くさいと思うが 
    写真を撮らせてもらったから、あのこの写真が今もPCにあるんだ。 
    だからあの猫に出逢ったのは間違いない。 

    留学で色んな体験したけどこれが一番の思い出。 
    スレ違いになるが、猫に案内されてお参りした夜 
    その人の夢を見たこともあって、とても印象に残っている。 
    怖くはなくて、とにかく不思議な体験だった。 
    猫って凄いとつくづく思ったよ。 

    長文&読み辛くてゴメンナサイ


     

    0906 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/01/21 14:59:46

    不思議というほどでもないしちょっと長いんだけど。 

    うちは母親の精神病が原因で離婚していて、男手一つで育った 
    母との仲が特別悪かった訳ではなかったので、連絡はよくきていたしたまに会ったりもしていた 
    しかし病状が悪いとおかしな電話をしてきたり、執拗に会おうとしてきたりする事がある程度の年齢になってくると煩わしくなり、避けるようになっていた 
    そんな状態がしばらく続いていたら、自然と連絡してくる頻度も減り会う事もなくなった 
    結構長い事会っていなかったある日、急に母から連絡が来た 
    「明日会いに行くね」と。 
    急にどうしたんだ、また面倒な感じにならないといいけど、と思いつつ了承した 
    しかし翌日待てども待てども一向に母はこない 

    その代わりに来たのが祖母からの 
    「お母さん、死んじゃったよ…」 
    という連絡だった。 



    意味がわからなかった。母が構って欲しくて嘘を言わせているのかと思った。でも様子は確かにおかしい。 
    まさか自殺…?と思いつつ父にそのことを連絡すると、自殺ではなく心筋梗塞だった事がわかった 

    数日後慌ただしく母の葬儀を終え、眠りにつくと不思議な夢を見た 
    天国にいった母と電話で話す夢だった 
    思い出話をした訳でも沢山の事を話した訳でもなかった 
    けれど私にとってはすごく、すごく大事な事を伝えるために、母が私に電話をしてくれた夢だった 
    大事な大事なたった一言を伝えるために、天国から夢を通じてかかってきた電話だったんだと思った 


    ただその一言がなんだったのかは忘れた

    ID:6/vuJ99r0.net(1) 

    0907 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/01/21 19:02:49

    俺はハッキリ覚えてるよ 
    その時の声色までハッキリ 

    貴方のその夢は、どっちとも取れる 
    本当に肉体から解き放たれた母の霊の気持ちが伝わったのか 
    無沙汰をした貴方の心が見せた夢か 

    そのどちらかは貴方にしか分からない

    ID:7PizH7L70.net(2) 



    引用元
    http://sp.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1432787718


    563 :本当にあった怖い名無し :2005/05/07(土) 01:01:00 ID:3UJWi23i0

    以前、一人暮らしをしていたころに見た夢。 
    実家で飼っていて病死した犬が俺の部屋にひょっこり現れた。 
    なぜかは分からないけど、水を欲しがっているのが分かったので、 
    水を飲ませた。 
    犬は喜んでたっぷり飲んだ後、またどこかに行ってしまった。 

    目が覚めたら朝だった。 
    これまたなぜか、実家に電話しなければと思い、親に夢の話をした。 
    それを聞いた親が言った。 
    犬はとある共同の供養塔に入れてたのだが、数日前に慰霊祭があった。 
    親はお供えに水を用意していったのだが、祭壇前がとても人大杉だったので、 
    水をそのまま持って帰ってきてしまったそうだ。 
    「あの水を飲みたかったんだね。。」と最後に親がしみじみと言っていた。 
    それ以来、死=別れでもないんだなー、て思うようになったよ。


    526 :本当にあった怖い名無し :2005/04/28(木) 21:26:36 ID:jJBi+aioO我が家の犬ネタを投下します… 
    携帯なので改行など読みにくいですがスマソ 
    去年の夏に、10年間飼っていたわんこがガンで亡くなった 
    病院で獣医の話を俺の膝に寝かせながら聞いてたのだが、獣医が、 
    『もう治りません、延命のためにはそれなりのお金がかかります』 
    って言った直後に 
    「きゅ~ん」 
    って鳴いて間もなく逝ってしまった。 
    犬種はシーズー 
    そのなかでもわりとめずらしいグレーの毛色だった 
    俺はしばらく立ち直れなかった。 
    賛否両論あるかもしれないが、亡くなった悲しみをうめるためにまた同じ犬種を飼おうと思った 
    生まれ変わりがいいと思い 
    亡くなった日になるだけ近くに産まれたわんこを探した。 
    必死に探して亡くなってから五日目に産まれたわんこを飼うことに。 


    527 :本当にあった怖い名無し :2005/04/28(木) 21:40:06 ID:jJBi+aioO亡くなってから約三ヵ月、茶色の毛の色をしたシーズーが我が家にきた 
    沈んでた空気が一気に明るくなたよ 
    新しいわんこの為、そして何よりも亡くなったわんこの為にも 
    あいつのことを忘れなきゃいけない、と思いつつも 
    やっぱり心残りがあった 
    今となっては大分落ち着いたんだが… 
    でも悲しみを忘れかけてた矢先、少しだけ変化が… 

    今のわんこの毛が茶色からグレーになってきた 
    それもだんだん範囲が広がってきてる 
    飼う前にペットショップの店員に、毛の色が変わることはまず無いと言われたのでびびりますた 
    あとこれは成長したからだと思うが、 
    顔も最初は全然にてなかったけど最近は本当に似てきた(´・ω・`) 
    ものすごく吠えまくるうるさかった性格もなぜかおとなしくなってきた… 
    ちなみに前のわんこはかなりおとなしかった 
    上記のことにはそれなりに理由があると思うが、 
    未練タラタラの俺は尚更前のわんこを重ねてしまうよ。・゚。・゚(ノД`)゚・。・゚・。 


    463 本当にあった怖い名無し2005/04/15(金) 14:24:38 ID:2WmyJgxm0

    私の父が亡くなった時のお話です。 
    もう、20年近く前の話しですが・・・・ 

    父は私が幼い頃に保証人倒れで会社を潰しました。それからは、母と二人債権者から逃げる毎日でした。 
    家にあったものは全て持っていかれ、最終的には家にも居られない状態になり幼い私には、どういういきさつか 
    分からないのですが、飯場を転々としながら板のような椅子で寝起きしていました。 
    小学校1年生は丸々学校に行ったことがありません。 
    何とか母と二人で住まうところが見付かりましたが、食べるものも無く野の草を食べ、 
    給食のパンを持ち帰り、母はそれで命を繋いでいました。 
    母に手を引かれて線路脇に立ち尽くしていた記憶も消えません。 

    大きくなるに連れ、生活保護を受けたりしながら追われる生活からも段々と解放されていきましたが 
    私の中で、全てが父のせいだということを理解し始め怒りや父に対しての恨みも大きく大きくなってきました。 
    中学を卒業して美容師になり、家計を助けることになりましたが その頃の私は消息不明になってしまった 
    父を探して殺してやる・・・と、その事ばかり考えて生きていました。 
    休みを使っては、父を探し周りましたが今思えば何の手がかりも無く見付かる訳もありません。 
    それでも、一級建築士だった父の仕事関係から片っ端に探し回りました。 
    母には、どうしても父を探している事は言えずにいました。(つづく) 

    464 463 sage 2005/04/15(金) 14:43:47ID:2WmyJgxm0

    ある日、母の留守に何かの用で箪笥の引出しを探っていると小さなメモが出てきました。 
    住所だけが書いてある紙でした。東京の池袋・・・。何と無くピンと来て次の休みに出かけてみました。 
    しかし、余りに入り組んだ路地に下宿のようなアパートが立ち並び苦難しましたが、やっと探し当て父が住んでいる 
    事だけを確認し、帰って来てしまいました。その時のバッグの中には包丁が忍ばせてありました。 

    探し探した父が、あそこにいるんだ・・・という思いは、何故か私の何年もの思いを揺さぶりました。 
    近所の方の話しだと、脳溢血で何度か救急車で運ばれて歩くのもしゃべるのも困難だと言うことでした。 
    私の中には、いつも堂々とした父の姿しか無かったので愕然としたものです。 
    次の休みにまた出向いてみました。その時、私の手には父が好きだったアジの干物と 
    減塩醤油・減塩味噌がありました。今でも不思議な行動です。 

    いざ父と対面すると、まだ60代には遠いはずなのに70歳過ぎのオジイチャンに見えました。 
    持って行った紙袋を放るように渡すと、結局 何の会話も無く驚いた父の顔を見て 
    帰るしかありませんでした。 
    正月が近かくなっていた ある日、母に「今年の正月はお父さん呼んでやったら?」と 
    自分でも驚くような事を言い出しました。 
    父の倒産以来、家を出ていた兄にも偶然連絡がつき 十数年振りに質素ではありますが 
    家族全員が揃って正月を迎えることができました。丁度、私の成人する年の正月でした。 
    口の回らない父は、ずっとニコニコと笑っていたのを覚えています。 
    「孫の顔見るまでには元気になっときなさいよ!」などと言っている自分・・・ 
    それが本音なのか、老いて病んでしまった父への同情からなのか、その時には分かりませんでした。 


    465 463 sage 2005/04/15(金) 15:04:47ID:2WmyJgxm0

    父が亡くなったという知らせを受けたのは、その年の3月の初旬でした。 
    日曜日の目が回るほど忙しい日で、ワタワタと仕事をこなしていると普通に今までカットしていた 
    櫛がいきなり真っ二つに割れました。あり得ない事ですが、それに構っていられないほどの忙しさだったため 
    「何か起こらなければいいな・・」と、元々勘のある自分は頭の隅っこで思っていた位でした。 
    次の瞬間に電話が鳴りました。店長が電話を取って二言三言話すと、私が呼ばれました。 
    受話器を渡される時に「直ぐに帰れ」と言われ、受話器を取ると兄が「お父さん、死んじゃったよ」と。 

    放心状態のまま、頭を下げて仕事を早退し待ち合わせた渋谷に向かいました。 
    父は夜中に苦しみ出して、壁の薄い安普請だったため隣の方が気付いて救急車を呼んでくださり 
    病院で息を引き取ったそうです。誰にも知らせずに無塩仏にしてくれと囈で言ったそうで、家族に連絡を 
    取るのに病院の方では苦労なさったみたいです。知らせを受けて向ったのは、下落合の火葬場でした。 
    大きな火葬場の隅にある霊安所に数体の棺に入ったご遺体と並んでいましたが、父のだけ花も手向けられずに 
    白木のままありました。顔を見ても涙も出ませんでした。全くピンと来なかったのです。 
    あれだけの思いをさせられてきた母が、独りで逝ってかわいそうにと涙していました。 
    一番、シラッとしていたのは多分私だったでしょう。あの時の感情は今でも分かりません。 
    殺したいと思い続けて来たはずなのにという気持ちと正月の父の笑顔・・・ 

    その火葬場の一室を借りての、本当に家族だけの通夜・葬儀となりました。 
    アコーデオンカーテンに区切られた幾つもの部屋の一室でした。真正面には焼き場です。 
    控え室は、一度外へ出てから共通の階段を使って二階になりました。トイレも共同です。 


    466 463 sage 2005/04/15(金) 15:34:39ID:2WmyJgxm0

    兄も母も怖がりで、通夜の夜には二人でトイレに行ったりしていましたが、私には父が部屋の中に居る 
    「空気」みたいなものを感じ、何と無く温かい気持ちになっていました。 
    3月の初旬だったので、深夜になると暖房があっても寒さを感じ控え室に置いてある上着を 
    持ってくる事になりました。スクッと立ち上がって一人で上着を取りに行こうとする私を 
    大丈夫か?という顔で見る兄と母。でも私は怖くも何とも無かった。 
    ただ、暗いのと やはり真正面が焼き場というのは気持ちのよいものでもないのでサッサと上着を取り 
    階段を下って部屋に戻ろうとした時です。階段の踊場の丁度私が降りていく真正面に大きな姿見がありました。 
    そこがボッと薄明るくなったので目をやると、浴衣姿の父が映っていました。 
    身を小さくし、困ったような笑顔で深々と頭を下げる父。暫くは抱えていた上着を取り落とし 
    父に見入ってしまいました。頭を掻きながら、もう一度深く頭を下げると薄明かりが消えるのと共に 
    消えてしまいました。 
    戻ってから、兄と母に話すと「お前に一番何もしてやれなかったから謝りに来たんだね」と言われました。 
    同時に「自分が行かなくて良かったー」と。。。。。。 

    質素な通夜が終わり、質素な葬儀が終わり、最後のお別れの時です。 
    棺の蓋が全部明けられたときに、もう一度驚きました。 
    死装束を着ていると思い込んでいた父は、病院で着せて貰った浴衣のままだったのです。 
    その浴衣の柄は、私が前夜に鏡の中で見た浴衣の柄でした。 
    「何故、冬なのに浴衣なんだろう・・」とずっと思っていたのが、納得がいきました。 
    既に焼き場へ向う準備をされていたので、急遽浴衣の上から白装束をかけてもらい旅立って行きました。 
    長旅になるでしょうから、浴衣姿じゃ寒いですものね。手甲・脚半も無ければね。 



    467 463 sage 2005/04/15(金) 15:35:16ID:2WmyJgxm0

    父さん、段々本当に大人になって子供を持って、あなたの残した仕事を見せて貰って 
    親父としては3流以下だったけど、男としては・・・仕事人としては尊敬すべき人だったのかもしれない。 
    呑めない父さんだったけど、私は母さんに似てのん兵衛になっちゃったよ。 
    仕事も20年、一筋に続けて来れて今なら大人同士として、親同士として話しができたのになって思う。 
    今だったら、心の底から「元気でいなさいよ!」って言えたのにね。 
    あなたは、きっと幸せだったと思う。自分の生きたいように生きて死にたいように死んだんだよね。 
    片付けに行った時、全く手付かずの薬をキチンと段ボールに詰めて・・・。 

    ドアを開けた時、点いたままの電気とこんもりとしていた掛け布団を見て、お気に入りの席に座って 
    一番見える所に、母さんから内緒で渡されたんでしょ?私の成人式の写真があった。 
    初めて涙が出たよ。 
    あの時だったら、やり直せたのかね・・・うちの家族。あの正月からだったら。 
    いや、あっちからいつも寸での所で母さんを追い返してくれてありがとう。 
    母さんがそっちへ行くのは、もうちょっと待たせてね。 

    酷く長くなってしまって、すみません。 



    453 & ◆i.GDT3f. 02/08/27 05:04

    どおも。胡散臭いぶるぶるです。 
    迷いましたが、すももさんのような方の 
    言葉にはげまされ、もうひとつ私の不思議な体験を。 
    私が22才の時だから、10年昔の話。 
    "元"旦那と、つきあい出したばかりの頃。 
    彼が私に言った。 
    「君と出会う前に、君のことを何回も 
    同じ夢で見ていて、知っていた」 
    私は、またロマンチックなことを言ってー、 
    これだから白人はー、としか思わなかった。 
    (始めて私の話を読む人のために言うと、私はアメリカ在住です) 
    どんな夢だったのかと聞くと、 
    「僕が、長い黒髪の女の子と、僕のハイスクール 
    の図書室にいて、女の子は後ろ姿しか見えてないん 
    だけど、あれはぜったい君だと確信がある。 
    顔も見えてないのになぜと言われると、答えられないけど」と言いました。 

    454 ぶるぶる 02/08/27 05:05

    黒髪。長い髪といわれても、当時の私の頭は 
    肩にかかる位で、しかもドレッド(何を考えてたんだか 
    その頃の私はレゲェ仕様だった)。 
    全然違うじゃーんと答え、その場はそれで終わり。 
    その後、半年位経った頃。同棲を始めた私たちは、 
    彼の両親に、挨拶に行くことになりました。 
    彼の両親の家、ようするに彼の生まれ育った家は、 
    私たちが住んでるところから、車で2時間程の町にあり、 
    私はその時が始めて、その町に行ったことになります。 
    途中、彼が車を走らせながら、 
    「あ!ここ僕の行ったハイスクールなんだよ」 
    と、大きな建物を指さして言いました。 
    学校は、もう4時を過ぎた頃で、閑散としていましたが、 
    彼は通りすがりに、彼が通っていた時に、 
    顔見知りだった職員かなんかの人を、見つけたので、 
    車を止めて、挨拶に降りました。 

    455 ぶるぶる 02/08/27 05:06

    私は車の中で、彼が戻ってくるのを待っていたのですが、 
    彼は小走りで戻ってくるなり、 
    「彼(職員の人)が、中に案内してくれるって。行こう!」 
    と言ってきました。 
    私は、はっきり言って、他人の行った学校なんて、 
    入ってもつまんない。めんどくさー、と思いましたが、 
    彼のノスタルジーに、付き合わされて、校内に入りました。 
    彼はとても懐かしそうに、 
    「これは僕のロッカー!」
    「これが僕の教室!」 
    だの、はしゃいでいます。 
    私は、そんな彼の話を聞きながら、 
    誰もいない校内はこわいのよーと、思いつつ、 
    彼と一緒に歩いていました。 
    そして、図書室の前に来ました。 

    456 ぶるぶる 02/08/27 05:06

    私は、結構な本好きなので、すいっと 
    図書室の中に入りました。彼も、私の後に続きます。 
    その時の私の髪型。 
    黒髪、ストレートで結構長め。 
    なぜかと言うと、彼の両親にフィアンセとして 
    会う日だったため、ドレッドじゃやばいだろーと、 
    まともな髪の毛に、戻していたんです。 
    でも、ばかなことに、その時の私たちは、 
    お互いに例の"夢"の事は、すっかり忘れていて、 
    ただ、ぶらぶら歩きながら、 
    「あー、この本まだあったんだー」 
    などと、話しながら、その図書室を後にしました。 
    で、そのまた一年後。 
    ついに結婚の話が具体的になり、日取りがどーの、 
    誰を呼ぶだのと、彼とふたりで話をしていた時に、 
    彼が言いました。 

    457 ぶるぶる 02/08/27 05:08

    「やっぱり結婚することに決まってたんだなー。君と僕」 
    彼は独り言のように、続けます。 
    「例の図書室の夢。君に話をしたときは、付き合い始めた 
    ばかりだったから、そこまで言えなかったけど、 
    あの夢を見る度に、"自分はこの人と結婚するんだ"
    って頭の中に浮かんでた」 
    彼がぼんやりと、そう言い終わったと同時に、ふたりで、 
    「あーっ!!」 
    っと、実際に彼の学校の、図書室に行った 
    ことを思い出しました。 
    彼の自作自演に、私が踊らされただけ、と言われればそれまで。 
    ちなみに結婚後、11ヶ月でリコーン。 
    でも、私にとっては不思議な経験でした。 



    643 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/11/24 20:51 
    いい話しかどうか分からないけど一つ。 
    俺の実家の目の前には、お地蔵さんがある。 
    その地蔵の名前は、首無し地蔵。 
    ガキの頃、近くに住んでて、めちゃくちゃ怖がってた。 
    ある日、俺が実家に遊びに行くと、俺のじいさまが、こんな話しを聞かせてくれた。 

    じいさまが子供だった頃、お祭りに出かけたそうだ。 
    そのお祭りがあったのは、とても長い階段がある神社。 
    実家から、歩いて10分ぐらいの所にあって、実際に連れて行ってもらったけど、ものすごい長い階段だった。 
    ある日の夜、子供だったじいさまは、親に連れられてお祭りに行った。 
    その帰り道、誤って階段から落下して、頭をひどく打ち付けてしまったらしい。 
    病院に担ぎ込まれたけど、ものすごい出血で、もう助からないと言われたそうだ。 
    その時、じいさまは変な夢を見たと言ってる。 

    目の前に、一体地蔵が立っている。 
    じいさまが怖がっていると、その地蔵さんは何を思ったか、じいさまに首をポコッと取って渡してくれたそうだ。 
    そこで目が覚めると、すでに朝だった。 
    助からないとまで言われた頭の怪我は奇跡的に完治し、1週間前後で退院できた。 
    で、戻ってくると、近所にあったお地蔵さんの頭がない。 
    いくら探しても、見つからなかったそうだ。 
    それが、首無し地蔵。 

    全然いい話しじゃないかもしれないけど、その時、じいさまが死んでたら、今の俺はいなかったって思うと、俺も感謝しなくちゃいけないのかもしれないな。 

    838 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/06/07(木) 00:41:02 ID:avZuK4bw0
    友人のHさんは、6年前の秋に、交通事故によって
    23歳という若さでこの世を去りました。
    事故当時の天候は、嵐といってもいいくらの暴風雨でした。
    夜11時過ぎ、残業を終えた彼女が
    T市の会社から車で25分ほどの下○市の自宅へ向かっていました。
    しかし、途中で電柱に衝突、病院に運ばれましたが
    シートベルトをしていなかった彼女は頭部にひどいダメージを受け、
    すでに即死状態でした。
    連絡を受けた家族が病院に行き、数時間後に彼女の遺体を引き取って
    Hさんの遺体と共に自宅に帰ってきました。(この時点で朝方です。)

    遺体を床の間に安置し、Hさんの姉であるTさんは、
    たった一人の妹を喪ってしまい、自室で号泣していました。
    泣いているうちに、妹の声が聞こえたような気がして、振り返ると
    なんと部屋の中のドアの近くに亡くなったはずの妹、Hさんが立っていて、
    「いや~、やっちったよ~!!!(失敗した、というニュアンス)」と
    お姉ちゃんに向かって明るく言ったのです。

    839 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/06/07(木) 00:42:23 ID:avZuK4bw0
    「H・・・!お前、死んだのに・・・!!!」
    初め、姉のTさんは、妹が生き返ったのかと思ったそうです。
    しかし、なんだか様子が違うようです。
    Tさんが呆然としていると、Hさんはすかさずこう話し出しました。
    「そうなんだよ~、(残業続きで)眠くて眠くて、
    うとうとしながら運転していて気がついたらタイヤがスリップしてて、
    そしたら目の前に電柱があってさー、
    うわっっっ!・・・って思った(事故の)瞬間、自分の体(魂?)が
    ヒュンッ!って上に引っ張り上げられて、
    衝突した自分の車の上の方(空中)にいたの。
    あれ?と不思議に思って、車の中を覗き込んだら、
    血まみれですごいことになっている自分がいたので、
    すぐに『あ、(自分は)死んだ』ってわかったんだ。やっちったよ~。
    ビックリした~。」
    「H、お前、あんなにひどい事故で死んだのに、
    (幽霊になると)怪我もしていないし、血も付いていないの?」
    幽霊とはいっても、相手は妹ですので、こういった素朴な疑問が出たのでしょう。
    「うん。なんかね、事故死っていうと、
    中身(魂のことか?)にも同じ傷が付くから
    死んだ後も、事故の時の痛みがずーっと続くみたいだし、
    (死んだ後の)姿かたちも血まみれの人が多いらしいんだけど、
    私の場合、死ぬ直前に(魂?が)体から抜け出したから、
    事故の瞬間の痛みも全然なかったし、
    そういうわけで(魂?にも)傷がつかなくて、
    今、痛いところなんかは全く無いんだ。
    でも、なんで私がこういうこと知ってると思う?
    あの世に行ったからなんだよ(笑)。あの世って本当にあるんだね!!!」
    亡くなってもなお、前日の朝に
    「行ってきまーす!」と元気に出勤していった、明るいHさんそのままです。


    840 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/06/07(木) 00:43:45 ID:avZuK4bw0
    「お姉ちゃん、のどが渇いたから、ビール持ってきて~。」
    いつも通りの甘えん坊の妹、Hさんですが、いつもと違うのは、
    亡くなっていること。
    (物理的に無理なのに、一体どうやってビールを飲むんだろう?)
    そういう好奇心もあって、
    姉のTさんは台所から缶ビールとグラスを部屋に持ってきて
    「はいよ。」と、ビールを注いだグラスをテーブルの上に置きました。
    すると、Hさんは、そのグラスに顔を近づけ、ビールの匂いを嗅ぐような感じで
    「あー、お疲れ~。うまーい。」と言って、喜んでいるのです。
    グラスを手に持って、ゴクゴク・・・とはしませんでした。

    次にTさんは、タバコを要求してきました。
    「お姉ちゃん、タバコ吸いたいな~。」
    これにはTさんもあきれて、
    「H、あんたはもう死んでるんだよ?!
    なんでそんなにビールだのタバコだのって言うの?」
    するとHさんは、こう返したのです。
    「え~、だって、私、死んでから6時間以上もタバコ吸えないでいるんだよ~。
    つらい~(笑)。」
    「あ、そっかそっか、ごめんごめん。」
    姉のTさん自身も、1日に何本もタバコを吸う方なので、
    妹の気持ちがわかったようです。
    「・・・でも、あんたどうやってタバコを吸うの?タバコを持てないし、
    口にも咥えられないんじゃないの?」
    「うん、だから、お姉ちゃんがタバコに火をつけて、
    灰皿の縁に固定してくれる?」
    「うん、わかった。」
    Tさんが言われたとおりにすると、Hさん、ビールの時のように
    タバコに顔を近づけて
    「はぁー、やっとタバコを吸えた~。」と満足げです。

    841 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/06/07(木) 00:45:07 ID:avZuK4bw0
    弔問客が見えたときには、Hさん自身も
    自分の遺体のそばに座って、お客様を見ていました。
    そして、お通夜と告別式の際にも、
    彼女はTさんの隣に座って参列(?)しました。
    (Tさんの隣にはお母さんが座っていたのですが、Hさんは実体がないため
    お母さんの体に一部ずれ重なっているような感じで座っていました。)
    式の前には、参列している人たち(同級生など)を見ては、
    「おっ、○○ちゃん、来てくれたんだ~。」などと
    結構喜んでいました。
    また、お坊さんの読経の最中には、お経の言い回し(?)がおかしいのか、
    しきりに笑っていました。
    「まったく、お経唱えられても、意味なんか分かんないよ~。
     あれって、誰のために唱えてるの~?」
    「おめーのためだよっ!笑っちゃうから、ちょっと静かにしててよっ!」
    しまいにはお姉ちゃんに叱られてしまいました。



    842 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/06/07(木) 00:46:29 ID:avZuK4bw0
    ここからは、
    Hさんが亡くなってから数年の間に語ったことを箇条書きで並べていきます。
    私達生きている人間にとって、興味深いことを教えてくれました。

    *自分は事故だったから、死の自覚はあったけど、
    これが病死とかだとなかなか自分の死が理解できないかもしれない。
    *死んだら、なんか人がザワザワいた。
    誰かと思えば、その中に数年前に亡くなった自分の従兄がいて
    この人たちが自分のご先祖だ、ということを教えてくれた。
    (従兄以外の人は、生きている時に会ったことがなかったため、
    わからなかった。)
    *そのみんなの前で、自分が生まれてから死ぬまでの行動すべてが
    映画館の大スクリーンのようなものに映し出された。
    (自分自身の視点からではなく、誰かが自分を映している、という映像で。)
    自分自身が忘れていたような、ほんっとに細かい出来事まで上映(?)された。
    もしかしたら、この記録映画を見ていた中には
    ご先祖以外の人(赤の他人)もいたかもしれない。
    ただやばかったのは、
    ちょっと他人に言えない事(万引きとか)まで映されたこと。それも全部。
    その度に、自分の後方にいるご先祖たちが、
    ゲラゲラゲラゲラと大笑いしていた。
    本当に本当に恥ずかしかった。
    *(魂の)傷云々の話は、ご先祖から教えてもらった。


    843 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/06/07(木) 00:47:50 ID:avZuK4bw0
    *よく、「ご先祖様が助けてくれた」「虫の知らせ」っていうけど、
    あれも、まるっきり嘘じゃないと思う。
    超能力者じゃないけど、ちょっと先のことが分かるから。
    (これからこの世に起こることが、ちょっと分かる。)
    ただし、生きている人に物事を伝える、というのは、結構難しい。
    夢枕というのも、全てが迷信ではない。
    でも、あまりにも重大なことを生きている人に伝えてはいけないそう。
    (Hさんは、あの世のことをいろいろとお姉さんにしゃべりすぎたため、
    後にご先祖からきつく叱られました。
    「死後の世界をぺらぺらしゃべる為に、お前が死んだわけじゃないんだぞ!」と。)
    *今、自分のいるところは、生きている時とさほど変わらない。
    血だらけの、ゾンビみたいな人も見かけないし。本当に、普通。
    歩いていく、っていう手間が無い(自分で思い通りのところに行けるため)から、楽。
    お店まであるんだから、なんか笑っちゃうよね。でも、どうやって利用するんだ?
    *この世に悪人がいるように、死後の世界にも悪い人(霊)がいるらしい。
    でも、自分が普段いるところでは、そういう霊に会ったことがない。
    もしかして住み分けみたいのがあるのかもしれない。
    かえって、この世のほうが、おっかない幽霊を見てしまう。
    (自分も幽霊なんだけど。)その時は、相手に対して、見えていない振りをしている。
    *他の人はどうか知らないけど、自分は何年経っても、23歳当時の姿のまま。
    特に老けもしないし、若返ったりもしない。
    *衣服なんかも、今までと変わらず。自分の好きなものを着ることができる。
    ただ、これってどこで作られているのか?と考えると、とても不思議。
    あと、入手方法もいまいち不明。
    よく分からないんだけど、気がついたら手元にあるという感じ。
    *この世とあの世の境目のドア?になっているのが、なんと仏壇!
    ドラえもんでいうところの、机の引き出し?どこでもドア?かな。


    844 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/06/07(木) 00:49:12 ID:avZuK4bw0
    最後に、Hさんが、私達生きている者に
    これだけは言っておきたい!と言っていたことをお伝えします。

    *死後の世界はある。
    *神様と呼ばれている方も、確かにいるようだ。
    (ただしこれは、人なのか動物?なのか、
    はたまた宇宙そのものなのかはよく分からない。)

    そしてこれです。
    *悪いことは、どんなにちょこっとしたことであっても
    ぜっっったいにしないほうがいい!!!ばればれ~。



    352 本当にあった怖い名無し sage2009/11/13(金) 19:04:09 ID:kUb9duFJ0私が小学入学の頃、一人でのお留守番は寂しかろうと母親が犬を飼ってくれました。 

    鼻のつぶれたその犬は、カールと名付けられて私の父親にとても可愛がられ、いつしか小学校低学年の私を下 

    に見るようになりました。 

    散歩に連れて行ってもぐいぐい引っ張られ私が転ぶ有様。 
    寒いからと私がコタツに足を入れれば足を咬まれ、私が席を外せば私の食べ物を盗み食べして、なんて生意気 

    な犬なのだろうと思っておりました。 

    ある日カールとお散歩に行くと、大きな(中型犬位)野良犬が牙をむき出しにして走って私に向かってきました。 
    怖くて足がすくみ動けなくなっていると、小さな体のカールがその犬にかかっていったのです。 
    どう見てもカールが勝てる訳が無く、普段意地悪なカールでしたが「カールが怪我しちゃう!殺されちゃう!止め 

    て!カール!」と泣き叫び続けました。 
    幸いに近所の方が声を聞きつけ追い払ってくれましたが、カールは首に傷をおいました。 

    抱いて帰る私の胸で小さく唸ったり、撫でている手を咬もうとするカール。 
    看病しようとする私の手を咬み続け、美味しいものを食べてる時と散歩のリードを持った時だけ寄ってきたカール 

    。何故か寝る時だけ私のベッドに上り私の足元で寝るカール。 

    そんなカールは私が高校生の時、私が不在の時に亡くなりました。 

    生意気だったカールでも私には可愛い弟でした。 
    挨拶ができなかった事、見とれなかった事、いろいろと悔やまれ、涙が止まりませんでした。 

    353 本当にあった怖い名無し sage2009/11/13(金) 19:05:23 ID:kUb9duFJ0そしてカールが亡くなった翌日 

    まだ涙が止まらないでいた私の部屋の前の廊下で カチャカチャとカールの足音が聞こえてきました。 
    え?っと思っている間に その音は部屋に入り、ぼすんっ と私のベッドに上ってきました。 
    そして すぽんっ と布団に腰を下ろした重さ。 
    カール と呼んでも返事はしませんでしたが、私はありがとうと言えました。 

    毎晩カールは私のベッドで寝てくれました。こんな日がずっと続くのかと思っておりましたが6日程で来なくなってし 

    まいました。 

    そして カールが来なくなった晩、私はカールの死をようやく認められました。 

    寂しがり屋のお姉ちゃんでごめんね。 
    ありがとうカール 
    又会おうね 


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