都市伝説・不可思議情報ファイル

    103 本当にあった怖い名無し sage2009/09/10(木) 21:27:19 ID:fadACYG40
    >>101です! 
    ちょっとずつしか書けなくて時間かかっちゃった(汗 
    いい話かどうか微妙だけど・・・投下! 

    14年前、長男の出産のときの話。 
    私は実家のすぐそばに住んでて、旦那は半マスオさん状態(現在も)。 
    お腹が重たくなってきた7ヶ月ぐらいの時、実家が近所にある同級生のYちゃんが 
    里帰り出産で帰ってきた。 
    同じ病院で産む予定だったし「奇遇だね~」なんて言い合い、 
    仲間が出来て嬉しかったし何となく心強かった。 

    1ヶ月ほどしてYちゃんが一足先に陣痛が来て入院した。 
    わざわざ電話をくれて、「落ち着いたら必ず連絡するからね」と言って出たのに 
    丸1日経っても連絡がない。 
    自分も2ヵ月後には出産予定、とても他人事には思えず何度もYちゃんの家に 
    電話してみたけど誰も出ない。 
    微弱陣痛で長引いてるのかも・・・と、待ってみたけど、2日経ち、3日経ち、 
    さすがに心配もピークを迎えた。 
    入院先の病院=私も通ってた病院に行ってみた。 
    ナースステーションで「※※Y子さんのお見舞いに来たんですが」と聞いたところ 
    「面会謝絶です」と言われ、ヘタヘタと座り込んでしまった。 
    付き添ってきてくれてた母と看護師さんに支えられて処置室に連れて行かれたら 
    たまたま私の担当の院長先生がいた。 
    Yちゃんの担当も同じだった。 

    104 2 sage 2009/09/10(木) 21:28:15ID:fadACYG40先生にYちゃんが友達であることを伝え、様子を尋ねた。 
    先生はいろんな意味でちょっと考えていたが、 
    「私の口から※※さんの状態を話すことは出来ないから」と 
    Yちゃんに付き添っていたおばさんを呼んでくれた。 
    おばさんは「Rちゃん(私)心配かけてごめんね」と言ってから 
    先生をチラッと見た。 
    目の前に出産を控えた私に聞かせていいものかどうかという意味だったと思う。 
    先生は「何も分からないでただ不安を増幅させるよりは事情が分かる方がマシ」と 
    判断したようだった。 

    Yちゃんは酷い難産の途中で意識を失ったまま未だに目を覚まさない 
    ということだった。 
    重い妊娠中毒症だった。 
    出産前検診では異常は無かったそうで、普通にお産は始まったはずだった。 
    確かに元気に出かけて行ったんだもの。 

    ひとつ救いだったのは、赤ちゃんはとても元気に生まれて 
    新生児室のガラス越しに会うことが出来た。 
    話を聞いたときは恐怖で震えたけど、赤ちゃんを見てものすごく勇気が出た。 
    私も何があってもお腹の子だけは元気に産む義務があるんだと強く思った。 
    それでも、私の気分は浮いたり沈んだり、家族やYちゃんのおばさんにも 
    心配かけてしまった。 

    105 3 sage 2009/09/10(木) 21:29:19ID:fadACYG40結局、Yちゃんは半月眠り続けた。 
    意識が戻って1週間してようやくYちゃんと再会することが出来た。 
    Yちゃんは「ビビらせてごめんね」と笑ってた。 
    一方私は「ほんとだよ!バカだよ!冗談じゃないよ!」って泣いた。 
    Yちゃんも泣きながら「ごめんね、ごめんね」と2人で抱き合った。 
    少しだけ先輩ママとして、いろいろ教えてくれるはずだったのに 
    「何の役にも立ちゃしないね」とYちゃんは泣きながら笑った。 

    Yちゃんは眠ってる間、実はかなり危ない時もあり、生死の境をさまよっていた。 
    何回かベッドの上の自分を病室の隅から見てたことがあったらしい。 
    心配そうに見ているおばさんのことや、毎日仕事帰りに立ち寄るおじさんのこと、 
    何日かに1回遠くからやってくる旦那さんのことも見ていたそうだ。 
    このまま死ぬのかなあとも思ったって言ってた。 
    でも、そういうとき必ずそばに亡くなったおばあちゃんが居てくれて 
    「バカじゃないの!あんたが死んだらあの子はどうなるの!」と叱咤されたり 
    「大丈夫だから、もうちょっとだけ待ちな。そのうち戻れるから」と 
    励まされたりしたそうだ。 
    Yちゃんは病室の外にはどうしても出ることが出来ず、新生児室の赤ちゃんには 
    会えずに居た。 
    子どもを抱かずに死ねるもんかと思ったと・・・。 
    「だから全然怖くなかったんだよ」と言っていた。 

    106 4 sage 2009/09/10(木) 21:30:12ID:fadACYG40「そうそう、Rちゃんのことも言ってたよ」 
    おばあちゃん曰く・・・ 
    「あの子はスポーンと簡単に産んじゃうから楽チンだよ。 
     ものすごい速いはずだから陣痛の間隔が縮まる前に来た方がいいよ」 
    当時のお産マニュアルによれば、陣痛の間隔は確か10分ぐらいになったら 
    病院に連絡→入院という流れだったと思う。 

    「全部夢かもしれないけどね~」とYちゃんは笑ってたけど、 
    なぜか私はおばあちゃんの言うことを信じた。 
    いよいよその日が来て、20分間隔になったところで連絡無しに病院に行った。 
    電話して「今何分間隔ですか?」て聞かれたら嘘言うわけにいかないし、 
    20分だと言えばまだ早いって言われそうで・・・。 
    先生には「ごめんなさい、慌てちゃって来てしまいました」と言い訳した。 
    先生は子宮口の開き具合を診て 
    「うーん、まあ帰ってもまたすぐ出てくることになるだろうし」と 
    そのまま入院となった。 

    結果・・・あれよあれよと言う間に陣痛が強くなり、30分ほどで長男が誕生した。 
    陣痛室を飛ばして分娩室に直行、助産婦さんはついてくれてたけど、 
    先生は1階から3階まで上がってくるのに間に合わないぐらい 
    超スピード出産だった。 
    もし10分間隔まで待っていたら・・・と思うと恐ろしい。 
    タクシーの中で産まれちゃったなんていうのは「妊婦恐怖話」のひとつとして 
    都市伝説でもなんでもなく有り得る話だと語られてたから。 

    107 5 sage 2009/09/10(木) 21:31:03ID:fadACYG40出産から数日後、夜中の授乳から戻ってきたとき、 
    私の病室におばあちゃんが座ってるのを見た。 
    一瞬ギョッとしたけど、全然怖くなかった。 
    雰囲気が何か温かい感じがして。 
    「Yちゃんのおばあちゃん?」と聞いてみたら、それには答えずに 
    「あんた、おっぱい苦しくないかい?飲ませたばっかりなのに 
     まだ張ってるだろ?」と言った。 
    確かに、最初から母乳がよく出て産まれたばかりの長男の飲む量では 
    消費しきれていない感じだった。 
    おばあちゃんは「明日マッサージしてもらいな。詰まって炎症起こしちゃうよ」 
    とだけ言ってにっこりしながらすっといなくなった。 
    翌日助産婦さんにマッサージしてもらってとても胸が楽になった。 
    「マッサージしたら余計に溜まるから、遠慮しないでいつでも言ってね」と 
    助産婦さんは言ってくれた。 
    初めての出産だったし、胸が張るのは仕様だと思って我慢していたから 
    おばあちゃんの助言はありがたかった。 

    入れ違いに退院していたYちゃんにすぐ電話した。 
    「ほんと助かったよ。帰ったらおばあちゃんにお参りさせて」と言うと 
    「いや、うちのおばあちゃんじゃないよ。知らないおばあちゃんなんだよ」 
    「!?」 
    私は勝手にYちゃんのおばあちゃんなんだと思い込んでいたんだけど、 
    Yちゃんも会ったことないおばあちゃんらしい。 

    108 6 sage 2009/09/10(木) 21:31:48ID:fadACYG40看護師さんや助産婦さんに聞いてみようかとも思ったけど、 
    頭おかしいんじゃないかと思われるような気もして、 
    何となく聞けないまま退院の日になった。 
    母が長男にいそいそとベビードレスを着せたり帰り支度をしている間、 
    私は助産婦さんから検診の案内や家族計画の説明を受けて 
    病室に帰りかけたとき、廊下の隅からおばあちゃんが手招きしていた。 
    近寄っていくと、「あんたは次はもっと速いはずだから陣痛が来たらすぐに 
    来るんだよ」と耳打ちして消えた。 
    「ええ~、また嘘つかないとダメじゃん」と思わず言ったら、 
    おばあちゃんはまたぱっと現れて、 
    「H夫(先生の名前)もまだまだだからね」とため息をつき、 
    「ばあちゃんがそう言ったからって言えばいい。かまわないからすぐ来な」 
    と言ってくるっと背中を向けた・・・と思ったらまた振り返り、 
    「ヤブってわけじゃないんだからね。どんないい医者にもどうにもできないことも 
     ある。ただH夫もまだまだ精進しなきゃならんってことさ」と言ってまた消えた。 
    今度はもう呼んでも現れなかった。 

    そっか、先生のおばあちゃんだったのかと何か納得して 
    帰る前に挨拶に行ったときに全部話してみた。 
    すると、先生は「参ったな・・・それ、私のばあさんでもないんだよ」と 
    頭をかいて笑った。 
    「父の代から居るらしいけど、父も心当たりがないと言ってる」と言った。 
    先生も先代の先生もおばあちゃんを直接見たことはないらしいが、 
    おばあちゃんの診断は1度も間違ったことがなかった。 
    近年、医学は発達し、医療設備が整い、産婦の危険が少なくなるにつれて 
    おばあちゃんが出現することは減ってきた。 
    先代の先生の小さな産院だった頃は頻繁に現れたそうだ。 
    先生は「すごく久しぶりに聞いたよ。まだ居てくれたんだな」と 
    ちょっと嬉しそうに見えた。 
    次回の出産時(いつなのかも分からなかったが)も早めに来ることを約束して 
    私は長男と退院した。 

    109 7 sage 2009/09/10(木) 21:33:39ID:fadACYG40Yちゃんが家に帰るまでの1ヶ月ほど、よくおばあちゃんの話題になった。 
    私達は「座敷ばあちゃん」と呼んでいた。 
    座敷わらしの居る家は栄えるというけど、H夫先生は評判が良かったし、 
    小児科も一緒になってて産まれた後のケアもいいということもあって、 
    個人病院にしては大きな病院で、確かにとても繁盛していた。 
    昨今の小児科の赤字問題、小児科医不足から、その病院も小児科は 
    無くなるかも・・・という噂を聞いた。 
    そうなると、おばあちゃんの出番もまた増えるのかなあとふと思う。 

    余談だけど、長男出産から2年後、次男が産まれた。 
    先に破水して入院してたから、陣痛が始まったときはもう病室に居た。 
    いきなり強烈な痛みからスタート、またもや陣痛室はスルーで10分で産まれた。 
    陣痛と陣痛の合間のわずかなインターバル、分娩室の隅っこで 
    にんまりしているおばあちゃんがチラッと見えた。 
    「な?言った通りだろ?」というドヤ顔。 
    けど、こちらは正に正念場、考える余裕もなく次男がとり上げられたときには 
    もうおばあちゃんは居なくなっていた。 
    それから2度とおばあちゃんに会うことはなかった。 

    以上です。 
    すごい長くなってしまってごめんなさい。 
    文章力無いみたい( ;∀;) 

    118 101 sage 2009/09/11(金) 11:59:37ID:avRtSdJt0>>103ではあまりに長くなっちゃったから割愛したんだけど、 
    1人だけ、次男の同級生のママで「出会った」っていう人がいたんです。 
    相当仲良くなってから聞いたので、こういう話はやっぱりおいそれとは話せない 
    ものなんですね。 
    赤ちゃんがへその緒を首に巻いていて、数分間無呼吸状態で生まれてきたため 
    すぐに小児科の方に移されたんです。 
    でも、彼女はそうなることが分かっていたって言うんです。 
    最後の検診の時におばあちゃんに会って、「この子は苦しい生まれ方するけど 
    ちゃんと自分で乗り越えるから、母親は泡食っちゃダメだよ」と言われたそうです。 
    お産の後しばらくは点滴を受けながら放置されるんだけど、その時1人になると 
    やっぱり不安になってきて泣いてたら、「泡食っちゃダメって言ったろ。 
    ちょっと時間かかるかもしれんがちゃんと帰ってくるんだからしっかりしな」 
    って、叱咤パターンだったそう。 
    その時の赤ちゃんは何ヶ月か入院したけど、今は後遺症もなく元気に中学1年生。 
    しっかりした女の子で、生まれた時のまんませっかちで慌てん坊なうちの次男の面倒を 
    見てくれてます。^^ 


    555 本当にあった怖い名無し2010/02/01(月) 17:06:19 ID:eXQVYWj50
    我が家の仏壇には、他より一回り小さな位牌があった。 
    両親に聞いた話では、生まれる前に流産してしまった 
    俺の兄のものだという。 
    両親はその子に名前(A)を付け、ことあるごとに 
    「Aちゃんの分も○○(俺)は頑張らないと」 
    などとその兄のことを持ち出してきて、それがウザかった。 

    そして高校生のころ、典型的なDQNになった俺は 
    あまり学校にも行かず遊び歩いていた。 
    ある日、母親の財布から金を盗んでいるところを見つかった。 
    母親は泣きながら 
    「あんたこんなことしてAちゃんに顔向けできんの!!」 
    と怒鳴ったが、俺も鬱憤がたまっていて 
    「うるせー!だったらてめえAじゃなくて俺を流産すればよかっただろうが!」 
    と怒鳴り返してしまった。 
    そして売り言葉に買い言葉だったのか、母親が 
    「そうだね!Aじゃなくてアンタが死んどったらよかった!」 
    と叫んだときだった。 

    556 本当にあった怖い名無し2010/02/01(月) 17:08:34 ID:eXQVYWj50「そんなことゆったら、めーー!!」 
    という叫び声が頭の中に響いた。 
    舌っ足らずでカン高いその声は、ほんの幼児のものに聞こえた。 
    母親にも聞こえたようで、2人で「え?え?」と周囲を見渡すと 
    拝む時以外はいつも閉めている仏壇の扉がいつの間にか開いていた。 
    それを見た瞬間、母親号泣。 
    おかしくなったのかと思うくらい、腹から声上げて泣いてた。 
    喧嘩してたのも忘れて慌ててなだめると、 
    「許してくれた…」「許してくれてたんだ」って何回もつぶやいてる。 
    そして母親はぽつりぽつりと話し始めた。 

    Aは流産したんじゃなかった。 
    俺と一緒に生きて産まれてきた。 
    Aと俺はいわゆる「結合双生児」だった。 
    でもAの方は俺に比べて未発達で、体もずっと小さかった。 
    俺の胸の部分に、手のひらくらいの大きさのAがくっついてるような状態だったらしい。 
    手術で切り離せばAは確実に死ぬ。 
    でも両親は俺のために分離手術に同意した。 
    未発達とはいえAは顔立ちもはっきりしていて、 
    手術前、「ごめんね」と謝る母親の顔をじっと見ていたそうだ。 

    557 本当にあった怖い名無し2010/02/01(月) 17:10:52 ID:eXQVYWj50それから、母親はずっと 
    「Aは自分を切り捨てた私たちを恨んでいるのでは」 
    という思いがぬぐえなかったのだという。 
    だから俺にも必要以上にAのことを話して聞かせていたのだろう。 
    Aの犠牲の上にある命なのだということを忘れないために。 

    あの時聞こえた声がAのものである確証は何もない。 
    俺と同い年なら、子供の声っていうのもおかしいし。 
    でも、あの声は俺たちを恨んだり憎んだりしてる声じゃなかった。 
    家族が喧嘩してるのが悲しくて、 
    幼いながらも必死で止めようとしてる、そんな感じだった。 
    もしあの声がAなら、Aはきっと家族を許してくれていて、 
    ずっと見守ってくれているのだろう。 
    だから母親も俺も、あの声がAだと信じたかった。 


    俺は声が聞こえた日からまじめに学校に通い始めた。 
    兄貴に一喝(?)されて、もう馬鹿やってる場合じゃねーなって気持ちになったから。 
    そんで勉強もかなり頑張って、現役で大学に合格できた。 
    合格発表の日、朝からゲロ吐きそうなくらい緊張して、 
    掲示板見た瞬間にあまりの嬉しさに 
    「うがああああ」って変な声上げちゃったんだけど、 
    その時、俺の奇声にかぶせて、あのカン高い声が 
    「やったあー!」って聞こえてきたんだよね。 
    俺、本気で泣いた。 
    またいつか、声を聞かせてくれると信じてる。 

    562 本当にあった怖い名無し2010/02/02(火) 15:06:29 ID:pIy+USrT0レスさんきゅ。すげーうれしいです。
    俺自体はこれ以外に霊的な体験をしたことがないし、 
    以前、「自称」霊感があるという人にこの話をしたら 
    「子供の声ってのはおかしいよ。思い込みとか勘違いじゃないの」 
    って言われたりしたこともあって、 
    あんまり信じてもらえないもんだと思ってただけに余計うれしい。 

    もちろん俺は、例え確証がなくても 
    兄の声だと思って大事に覚えていたいと思ってる。 
    自分は生きられなかったのに、 
    自分を犠牲にして生きてる俺の幸運を 
    真っ先に祝福してくれたって考えるとありがたくていまだに泣ける。 
    ほんと、ねたみとか恨みとか全っ然感じさせない声でさ、 
    脊椎反射で出た俺の声と同じタイミングで「やったー!」なんてさ。 
    絶対忘れねーよ。 


    56 本当にあった怖い名無し2009/09/05(土) 23:09:00 ID:BVp/TQ4g0724 :本当にあった怖い名無し:2009/09/04(金) 14:31:38 ID:0U0ZTix/0 
    うちの婆ちゃんから聞いた戦争のときの話。 

    婆ちゃんのお兄さんはかなり優秀な人だったそうで、 
    戦闘機に乗って戦ったらしい。 
    そして、神風特攻にて戦死してしまったそうです。 

    当時婆ちゃんは、製糸工場を営んでいる親戚の家に疎開していました。 
    ある日の夜、コツンコツンと雨戸をたたく音がしたそうです。 
    だれぞと声をかけども返事はなし、 
    しょうがなく重い雨戸を開けたのですが、それでも誰もいない。 
    婆ちゃんは、それになにか虫の報せを感じたそうで、 
    「兄ちゃんか?」と叫んだそうです。返事はありませんでした。 

    57 56 続き sage 2009/09/05(土) 23:10:15ID:BVp/TQ4g0その後戦争が終わり、婆ちゃんは実家に戻りました。 
    そしてお兄さんの戦死の報せと遺品、遺書が届いたそうです。 
    婆ちゃんは母親、他の兄弟たちと泣いて泣いて悲しみました。 
    遺書には、お母さんや他の兄弟について一人一人へのメッセージが書いてありました。 
    婆ちゃん宛には、次のように書かれていたそうです。 

    「キミイよ。兄ちゃんが天国いけるように祈ってくれ。弁当を食べてから逝くから、空腹の心配は無い。 
     この国を、日本を頼んだぞ。負けても立ち上がれ、誇りを捨てるな。 
     まずしくともよし、泥をかぶってもよし。かねを持っても、うまいものを食ってもよいのだ。 
     ただひとつ心を汚すな。それが日本人だ。心を汚されたときこそ、おこれ。 
     黄色のりぼんがよく似合っていた。兄はいつも共にある。うつくしくあれ、キミイよ。」 
      
    婆ちゃんは疎開先の製糸工場にいるとき、当時出来たばかりの新商品である黄色のヒモを 
    毎日お下げに巻いていたそうです。 
    お兄さんにその黄色のヒモを見せたことは一度も無かったので、 
    あの雨の日にワタシに会いに来たんだと、婆ちゃんは生涯信じていました。 


    81 本当にあった怖い名無し sage2006/03/23(木) 06:31:42 ID:L/V1514n0>>79 
    ナカーマ ナカーマ♪ 
    つい最近、義兄から聞いた話。 
    義兄は柔道四段で県警の柔術の師範代も勤める猛者だが、義兄が柔道に惚れ込んだ 
    原因となったのは中学の恩師だった。恩師のおかげで柔道の才能に目覚め、大学まで 
    特待生として進学した人。恩師に最後に会ったのは5年前で、ずっと気になっていたが 
    忙殺の日々に追われていた。その恩師が亡くなったと聞かされたのは、お葬式も何もかも済んでの事 
    だった。その日義兄は、ずっと会えなかった事を悔やみながら、家で柔道着を着込み 
    もう一着柔道着を向かい側に置き、陰膳を供えて泣きながら酒を飲んでたそうだ。 





    82 本当にあった怖い名無し2006/03/23(木) 06:50:52 ID:L/V1514n0続きです。 

    「会いたかったです。せめてもう一度会いたかったです。」って泣きながら飲んでたが、 
    いつのまにか眠ってしまった。すると夢に恩師が現れ「久しぶりやな。そやけど、 
    死んだら死んだで結構忙しいんじゃ。気安く呼び出すなやw」ってニコニコしてたそうです。 
    さらに「お前には柔道は教えたけど、酒の飲み方は教えんかったな。いいか?酒は 
    泣いて飲むな!笑って飲め。」って言って、また微笑んだそうです。 
    最後に「お前、少しは強くなったみたいやけど、常に謙虚にせいよ。心が伴わん奴は 
    誰からも相手にされんぞ。わかったな?」と、これは真顔で言って消えた。 
    目が覚めた義兄がふと見ると、陰膳の酒が半分なくなってて、柔道着の帯の結び目が 
    明らかに自分のやり方じゃなく、まさに恩師の結び方になってたそうだ。 

    俺は正直言って、義兄が苦手だったがこの話を最近聞いて好きになった。 
    短気でかなり気性の荒い人だったが、少し穏やかな人になったし。 


    261 260 2006/04/21(金) 15:23:39ID:UACURNXq0>>かあちゃんコピペって、もしかしてこれ↓のこと?別の奴? 
     感動話で、これをこえるやつを見たことない・・・・・・・・ 

    どうして私がいつもダイエットしてる時に(・∀・)ニヤニヤと見つめやがりますか(゚Д゚)ゴルァ! 
    どうして私が悪いのにケンカになると先に謝りますか(゚Д゚)ゴルァ! 
    どうしてお小遣減らしたのに文句一つ言いませんか(゚Д゚)ゴルァ! 
    どうして交代でやる約束した洗濯をし忘れたのに怒りませんか(゚Д゚)ゴルァ! 
    どうして子供が出来ないのは私のせいなのに謝りますか(゚Д゚)ゴルァ! 
    どうして自分が体調悪い時は大丈夫だと私を突き放して私が倒れると会社休んでまで看病しますか(゚Д゚)ゴルァ! 
    どうして妻の私に心配掛けたくなかったからと病気の事を隠しますか(゚Д゚)ゴルァ! 
    おまけにもって半年とはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ! 
    長期出張だと嘘言って知らない間に手術受けて助からないとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ! 
    病院で俺の事は忘れていい男見つけろとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ! 
    こっちの気持ちは無視ですか(゚Д゚)ゴルァ! 
    正直、あんた以上のお人よしで優しい男なんか居ませんよ(゚Д゚)ゴルァ! 
    それと私みたいな女嫁にすんのはあんた位ですよ(゚Д゚)ゴルァ! 
    もう一つ言い忘れてましたが私、お腹に赤ちゃん出来たんですよ(゚Д゚)ゴルァ! 
    あんたの子供なのに何で生きられないのですか(゚Д゚)ゴルァ! 
    そんな状態じゃ言い出せ無いじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ! 
    それでも言わない訳にはいかないから思い切って言ったら大喜びで私を抱きしめますか(゚Д゚)ゴルァ! 
    生まれる頃にはあんたはこの世にいないんですよ(゚Д゚)ゴルァ! 
    元気な子だといいなぁってあんた自分の事は蔑ろですか(゚Д゚)ゴルァ! 
    病院で周りの患者さんや看護婦さんに何自慢してやがりますか(゚Д゚)ゴルァ! 
    病気で苦しいはずなのに何で姓名判断の本で名前を考えてやがりますか(゚Д゚)ゴルァ! 
    どうして側に居てあげたいのに一人の身体じゃ無いんだからと家に帰そうとしますか(゚Д゚)ゴルァ! 
    どうしていつも自分の事は二の次何ですか(゚Д゚)ゴルァ! 


    262 260 続き 2006/04/21(金) 15:26:21ID:UACURNXq0医者からいよいよダメだと言われ泣いてる私に大丈夫だよとバレバレの慰めを言いますか(゚Д゚)ゴルァ! 
    こっちはあんたとこれからも生きて行きたいんですよ(゚Д゚)ゴルァ! 
    それがもうすぐ終わってしまうんですよ(゚Д゚)ゴルァ! 
    バカやって泣きそうな私を包んでくれるあんたが居なくなるんですよ(゚Д゚)ゴルァ! 
    忘れろと言われても忘れられる訳ないでしょ(゚Д゚)ゴルァ! 
    死ぬ一週間前に俺みたいな奴と一緒になってくれてありがとなですか、そうですか(゚Д゚)ゴルァ! 
    こっちがお礼を言わないといけないのに何も言えず泣いちまったじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ! 
    あんなに苦しそうだったのに最後は私の手を握りしめて逝きやがりましたね(゚Д゚)ゴルァ! 
    何で死に顔まで微笑みやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ! 
    そんなのは良いから起きて下さい(゚Д゚)ゴルァ! 
    生まれてくる子供を抱いて下さい(゚Д゚)ゴルァ! 
    子供に微笑みかけて下さい(゚Д゚)ゴルァ! 
    たのむから神様何とかして下さい(゚Д゚)ゴルァ! 
    ダメ女な私にこの先一人で子供を育てろと言いやがりますか(゚Д゚)ゴルァ! 
    そんなあんたが死んで5ヶ月... 
    子供が生まれましたよ(゚Д゚)ゴルァ! 
    元気な女の子ですよ(゚Д゚)ゴルァ! 
    目元はあんたにそっくりですよ(゚Д゚)ゴルァ! 
    どこかで見てますか(゚Д゚)ゴルァ! 
    私はこの子と何とか生きてますよ(゚Д゚)ゴルァ! 
    あんたも遠くから見守って居てください 


    428 忍法帖【Lv=5,xxxP】 sage New! 2012/03/14(水) 22:02:36.24 ID:vTAoSnh40あまり書き込んだことないから、読みづらいかも。 

    先週の土曜日、旦那の実家で桃の節句をした。 
    義父母だけじゃなく、娘にとっての叔父や曽祖父、大叔父も来てくれた。 
    娘はかなり人見知りが強く、大叔父も慣れるまで半年近くかかった。 
    曽祖父は滅多に会うことがなく、子供が生まれてから顔を合わせたのは3回目か4回目。ちなみに娘は今2歳8ヶ月。 
    絶対泣くだろうな、人見知り全開になるよなあ、と皆思っていたと思う。 

    でも、娘は泣かなかった。それどころか自ら「こんばんは」と曽祖父に挨拶をして、お辞儀までしたww 
    曽祖父が座ると、隣に行って「おひなさま、ぼうし取れちゃったの(左大臣の烏帽子がどうしてもうまくかぶせられなかった)」 
    とその日あったことを話し、ひな祭りの歌まで歌い、挙句の果てに曽祖父と一緒に夕飯まで食べた。 
    娘の人見知りは全員知っているので、「ちょwwwなんでじいちゃんだけwwww」と和気藹々とその日は終わった。 


    429 忍法帖【Lv=5,xxxP】 sage New! 2012/03/14(水) 22:04:16.12 ID:vTAoSnh40翌日、娘に曽祖父と仲良くできてよかったね。楽しかったね。と言うと、娘は元気よく「うん!」と答えた。 
    変な訊き方だけど、「どうして大きいじじ(曽祖父)と仲良くできたの?」と訊くと、娘はつたないながらもこう答えた。 

    「あのね、なむなむさんのとこにね、大きいばばいた」 
    「○○(娘)のとこに、すーっと来たの」 
    「にこっと笑ってね、『うふふ』って言ったの」 
    「『仲良くしてね』って、言った」 

    義母が「亡くなった曾祖母に見てもらいたい」と言ったので、ひな壇は仏間に設置していた。 
    すぐそばに仏壇があり、その真上に遺影がある。 
    桃の節句だし、旦那(曽祖父)も久々に来たし、遊びに来たのかもね、と旦那や義父母と話した。 

    娘には霊感とまではいかないけど、たまに??なことを言うことがあるので、何か大人には見えないものが見えてるのかも、と思っている。 


    72 1/2 sage 2008/04/08(火) 04:07:05 ID:hxgIwCtP0思い込み入ってるかもしれないけど今日あった話。 

    仕事関係の講習に行ったんだけど財布を落としてしまった。 
    入ってたのは大した金額じゃなかったんだけど母親に就職祝いで買ってもらった財布だったし、 
    銀行のカードやら保険証やら入っててかなりgkbrモノでした。 
    とりあえず口座凍結させたり何やらしながら、立ち寄った店や駅を 
    虱潰しに探したけど見つからない。 

    きっと誰かに拾われちゃったんだろなーとか思いながら 
    ダメモトで最後の駅で問い合わせてみたら見つかりましたよ。 
    その場で中身確認させられたけど人通りの多い駅にも関わらず奇跡的に何も無くなってなかった。 
    無くなったものは無かったんだけど、何故かピンクのコームが入ってた。 
    成人の自分が持つにしてはあり得ない、幼児向けのファンシーなブツだったんだけど見覚えはあった。 
    10年くらい前に亡くなった祖父が幼稚園くらいの時に買ってくれた物だった。 
    気付かない間に失くしてたし、もちろん入れた覚えもない。 
    何でこんな所から出てくるんだよwwwって感じ。 

    73 2/2 sage 2008/04/08(火) 04:07:54 ID:hxgIwCtP0で、駅員さんに拾ってくれた人にお礼がしたいって言ったんだけど、 
    その人は名前も連絡先も分からないから・・・って事で何もできず。 
    でも背格好だけでもと受け付けた人に聞いたら、前途の死んだじーさんの特徴と共通する所が多いんですよ。 
    じーさんにすごい似てる芸能人がいて、「●●に似てませんでしたか?」って聞いたら 
    「似てました似てました!」って駅員さんもびっくりしてた。 
    偶然かも知れないけどじーさんが助けてくれたのかな? 
    入ってたコームはお守りにしようと思います。 
    あと入ってたお金の一割くらいでじいさんの好物でも買ってお礼言いに行くよ。  


    56 本当にあった怖い名無し sage 2011/09/10(土) 08:41:41.94 ID:fxdyp7yX0949 :本当にあった怖い名無し:2011/09/07(水) 00:10:24.35 ID:77gqvU8x0 
    俺のオヤジから聞いた話 
    オヤジが小さい頃の遊びといったらメンコが大ブームで、オヤジも色とりどり様々なメンコを集めていたが、腕はからっきしだったとか 
    あるとき、同じ町内のA君に惨敗し、彼に頼み込んで特訓を受けた 
    勉強そっちのけで血の滲むような練習を重ねたところ、かなりの上達を遂げ気がつくとオヤジは近所でも名うてのメンコ名人になった 
    師匠であるA君までもがライバルと認め、二人の直接対決は町内の子供たちがみな観戦に集まる名物となっていた 
    星取は一進一退でなかなか決着はつかなかったとか 

    しかし、A君は父親の仕事の都合で東京に引っ越してしまった 
    オヤジとはいつか必ず決着をつけよう、それまでお互い練習しようね 
    と固く約束したという 
    遠く離れても、オヤジとA君は手紙のやり取りを続けた 
    手紙にはメンコを同封し、たびたび互いの自慢のメンコを交換していたという 
    ある日の夕方オヤジは帰宅中に公園で見覚えのある子を認めた 
    A君だった 
    歓喜し、A君に駆け寄るとA君も嬉しそうに満面の笑顔で迎えてくれた 
    何を話したか覚えていないそうだが、オヤジは近況を語り、A君はにこにこしながら聞いてくれた 
    話もそこそこにメンコの勝負を持ちかけると、A君は 
    もうおれはメンコは出来ないんだ、たくさん集めたけどあげるよ 
    と巾着袋に入ったメンコをオヤジに手渡した 
    オヤジは驚き理由を訪ねたが、A君は 
    だいじにしてね、バイバイ 
    とだけ言い、帰ってしまった 
    釈然としないまま家に帰り、先程の出来事を母に話した 
    母は真っ青になり、そんなことはない、人違いだ、という 
    証拠とばかりにもらったメンコを見せると、母は 
    お前が気落ちすると思い言うかどうか今日まで迷っていたんだけど、 
    A君は先月亡くなったんだよ、、 
    川で溺れたんだって、、 
    お母さんどうし仲がよかったKさんの家に連絡があったんだって 
    オヤジは信じられず、しばらくの間塞ぎこんでしまったらしい 
    だったらおれが見たA君は誰だよ!もらったメンコは何なんだよ!と 

    57 本当にあった怖い名無し sage 2011/09/10(土) 08:41:57.19 ID:fxdyp7yX0950 :本当にあった怖い名無し:2011/09/07(水) 00:11:51.77 ID:77gqvU8x0 
    しばらくしてA君の死を事実として認めたオヤジはなんとかお墓参りに行きたかったが、 
    小学生が一人で東京まで行けるはずもなく、結局線香をあげることができたのは4年が経ったころだった 
    オヤジはA君の仏前に当時お気に入りだった負け知らずの忍者のメンコを供えた 
    オヤジは思わず涙がこぼれたという 
    決着つけられなかったね、遅くなってごめんね 
    と仏前に語りかけた 

    その一年後、実家でボヤがあった際、メンコはほとんど焼失してしまったという 
    焼け残った数枚は経年変化でもうぼろぼろになっているが、オヤジは今でも大切にしまいこんでいる 

    この話を聞いたあと、試しにオヤジに勝負を挑んでみた 
    いつの間に買っていたのか、新品のメンコを出してきた 
    まさに鬼のような強さだった 
    俺が素人とかそういうのを抜きにしても、とんでもない強さだった 
    オヤジは、 
    A君はもっと強かったぞ 
    と自慢げに語っていた 

    563 :本当にあった怖い名無し :2005/05/07(土) 01:01:00 ID:3UJWi23i0以前、一人暮らしをしていたころに見た夢。 
    実家で飼っていて病死した犬が俺の部屋にひょっこり現れた。 
    なぜかは分からないけど、水を欲しがっているのが分かったので、 
    水を飲ませた。 
    犬は喜んでたっぷり飲んだ後、またどこかに行ってしまった。 

    目が覚めたら朝だった。 
    これまたなぜか、実家に電話しなければと思い、親に夢の話をした。 
    それを聞いた親が言った。 
    犬はとある共同の供養塔に入れてたのだが、数日前に慰霊祭があった。 
    親はお供えに水を用意していったのだが、祭壇前がとても人大杉だったので、 
    水をそのまま持って帰ってきてしまったそうだ。 
    「あの水を飲みたかったんだね。。」と最後に親がしみじみと言っていた。 
    それ以来、死=別れでもないんだなー、て思うようになったよ。


    母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った

    236 227 sage 05/03/04 19:43:09ID:QUOqvpm3Oすみません。本当、どうもありがとうございます。 
    ではお言葉に甘えて、Kさん&動物絡みでもう一つ。 
    これも長文ですのでお嫌な方ははスルーをお願い致しますm(__)m 

    Kさんの知り合いにTさんと言う人がいます。 
    このTさん、獣医さんなんですがかなりのお人好し。 
    朝だろうが夜中だろうがいつでも患者さんを受け入れ、治療費を払わず逃げた飼い主の 
    ペットを引き取ったり、家の前に捨てられた動物の面倒を見たりといい人状態。 
    ある日の夜、いつも診察に行っている牧場から、馬が難産だと連絡を受けたTさんは 
    車を飛ばして牧場へ向かったそうです。 
    しかし日頃の疲れが出たのか、ついうとうとしたTさんは事故って路外に転落してしまったのです。 
    その頃、家で爆睡していたKさんにはとんでもない事が起きてました。 
    顔面にすごい勢いで座布団みたいな物が激突したかと思うと、猿に髪をひっぱられ 
    犬に吠えられ、猫に引っ掛かれ、よく判らない生き物に体当たりされたり。 
    驚いたKさんは飛び起きました。それと同時に 
    動物絡み=Tさんに異変 
    と判断が着いたKさんは車に乗ってTさんの家に向かいました。 
    続きます。 

    237 227 sage 05/03/04 19:48:12ID:QUOqvpm3O案の定、牧場にも着いておらず家にも帰ってない事を奥さんから聞いたKさんは 
    Tさんの飼い犬を借りて、車でTさん探しに向かいました。 
    Kさんはワンコに向かって「Tが居たら教えてね」と言ったそうです。 
    そしてワンコはある場所で激しく吠えだしました。 
    見るとガードレールが割れたその先にTさんのRV車が地面に突き刺さっていました。 
    Tさんに意識はありましたが、車がぐちゃぐちゃで出られない様です。 
    Kさんは車を飛び出し、バールと斧で車のドアを壊してTさんを助けだしました。 
    何でKさんが助けに来たのか判らないTさんが「どうしてこんな所に?」と聞くと 
    「あんたの所の動物が知らせに来た。顔面にイイ一発を食らったわ!」 
    とKさんに怒鳴られたとか。 
    Tさんは奇跡的にも掠り傷で済み、幸いに子馬も無事に誕生。 
    Tさんは「助けているつもりが助けられたなぁ」としみじみ言ったそうです。 
    動物達にかけた愛情はちゃんと伝わるんだと、Tさんは決意も新たに頑張ってるとか。 

    238 227 sage 05/03/04 20:03:59ID:QUOqvpm3Oこれもいい話と言うより、微妙な話ですね。 
    スレタイ通りじゃなくて申し訳ない。 
    ちなみにKさんの顔面にぶつかった座布団みたいな動物の正体は今だに判ってません。 
    どうもムササビじゃないかとゆー話ですが不明です。 
    ちなみに、Tさんを助け出したお礼にKさんがもらったのは奥さん手製の 
    鍋いっぱいの手作りジャムだったそうですw 
    スレ汚し、大変失礼しました。


    大切なペットのためにドイツ産から生まれた【菊芋の奇跡】

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