370 本当にあった怖い名無し sage2007/08/27(月) 00:36:56 ID:Sfg2dzD50ささやかながら、私の体験談をひとつ。 

中学一年生の時のこと。ある日、朝が苦手な私は寝坊してしまいました。 
遅くても8時には家を出ないと間に合わないのですが、 
既に時計は15分を回っていて、NHKの朝の連続ドラマ小説が始まってました。 
まあ授業には間に合うからいいか、と、潔くあきらめて普通に通学路を歩いていきました。 
田舎ですので学校まで歩いて25分くらいだったでしょうか。もちろん通学路には誰も歩いていません。 
それでも校門が見えてくると私と同じような人がちらほら歩いてるのが見えました。 

ホームルームが始まっているせいか、学校は静かな感じです。 
が、そのまま校舎に入った時に違和感を感じました。ひと気が無いんですよね。 
「あれ、体育館で全校集会でもやってるのかな」とも思ったのですが、 
もう授業も始まるって時刻に教室に帰ってきてないのはおかしい。 
誰もいない自分の教室に入って時計を見て初めて「あっ」と思いました。 
時計の針は8時をちょっとまわった時刻(3分くらいだったかな)を指してました。 
なんと遅刻した私がなぜか一番乗りということに…。 

実は登校中に思い当たる出来事があったのです。 
私の通学路には、つかず離れず平行する交通量の多い国道がありました。 
通学中は車の走行音がずっと聞こえてくる状態なのです。 
その日登校中のある地点で、国道から聞こえてくる騒音が一瞬途切れた気がしたのです。 
カメラ固定で木が風に吹かれているような映像をエンドレスで流す環境ビデオの継ぎ目、みたいな感じ。 
恐らくその一瞬に、ほんの少しだけ私は時間を過去に遡ってしまったのでしょう。 

不思議な出来事はその時一度だけでしたが、 
未だにあの一瞬が時空の繋ぎ目だったと信じています。 
今でもその道を通るとき、ちょっと期待してしまうんですよね。 

長文おつきあいありがとうございました。